最近は、効率の良い食事といえば、瓶詰めや缶詰などの加工食品が多いです。
しかも、コストを考え、海外からの安いものが多いのも気になります。
日本の車や器械製品が売れる以上は、外国産の農産物は貿易摩擦の緩和のためにも必要なのかもしれません。
便利とはいえ、地場のものでないデメリットはたくさんあげられます。
例えば、農薬の問題。
添加物の問題。
見えないものだけに、どのようにつくられているのかが分からないことは、非常に恐ろしいことです。
しかも、国によって農薬や添加物を使う量がまちまちなので、日本の基準と諸外国のそれぞれの基準にはズレがあるのです。
また、朝起きて家を出るまでの数分間で摂取できるゼリー状の栄養ドリンクを朝食だと言い切っていますが、あんなものは朝食とはいえません。
前日早く寝て、朝ご飯を食べる方がよっぽどいいのです。
最悪の選択肢として、恐る恐るコマーシャルで見せるべきものです。
よく電車内で見かけるブロック状のカロリー豊富なスナック菓子も同様です。
栄養菓子と名付けて欲しいものです。
シリアルにミルクなんていうのも同様です。
砂糖と精白小麦やトウモロコシで作ったスナックなのです。
カロリーくらいは満たされるでしょう。
トータルで何が大切か、ここを学んでいかなければ、その先のことはイメージできないのです。
最近、ADHD(注意欠陥・多動性障害)らしき子どもをたくさん見ます。
私がこれまで関わった生徒にも、結構います。
その原因について、遺伝的な部分も言われていますが、幼児期の親の暴力、虐待などにより、脳が萎縮し成長を妨げられていることが言われています。
そして、その他の影響として、砂糖の多いドリンクを常飲し、添加物の多いスナック菓子を常食していることが研究の結果でもあげられています。
さらに食事も添加物だらけの手抜きだったら子どもの心身の成長にどんな影響を与えるのかということがなかなかイメージできていない親が多いことも心配です。
親の愛情のこもった食事は何よりです。
そして、その意識が子どもの心の栄養になるのです。