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いけのさい~子育てと教育の一隅を照らす


「ありがとう!」で終わる人生を目指して、日々のことを振り返り、そして、これからのことを考える。
by ikenosai
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中島義道先生が贈った卒業生へのはなむけの言葉



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「乾いた心に潤いを!」~私の心に突き刺さった言葉~


 学生諸君に向けて、新しい進路へのヒントないしアドバイスを書けという編集部からの依頼であるが、実はとりたてて何もないのである。

しばらく生きてみればわかるが、個々人の人生はそれぞれ特殊であり、他人のヒントやアドバイスは何の役にも立たない。

とくにこういうところに書き連ねている人生の諸先輩の「きれいごと」は、おみくじほどの役にも立たない。


 振り返ってみるに、小学校の卒業式以来、厭というほど「はなむけの言葉」を聞いてきたが、すべて忘れてしまった。

いましみじみ思うのは、そのすべてが自分にとって何の価値もなかったということ。

なぜか? 言葉を発する者が無難で定型的な(たぶん当人も信じていない)言葉を羅列しているだけだからである。

そういう言葉は聞く者の身体に突き刺さってこない。

だとすると、せめていくぶんでも本当のことを書かねばならないわけであるが、私は人生の先輩としてのアドバイスは何ももち合わせておらず、ただ私のようになってもらいたくないだけであるから、こんなことはみんなよくわかっているので、あえて言うまでもない。

これで終わりにしてもいいのだけれど、すべての若い人々に一つだけ(アドバイスではなくて)心からの「お願い」。

どんな愚かな人生でも、乏しい人生でも、醜い人生でもいい。

死なないでもらいたい。

生きてもらいたい。


   哲学博士の中島義道先生が
     電気通信大学の卒業生に贈ったはなむけの言葉より



以前投稿した、文化高等学院通信 第25号 (平成26年 10月 1日)
へジャンプ → https://ikenosai.exblog.jp/22487342/







by ikenosai | 2019-02-15 10:10 | 私的視点 | Comments(3)
Commented by miky2316 at 2019-03-07 14:18
こんにちは!
初めまして!
中島義道先生には、ある一つのことで、興味、と言いますか、考えを知りたい気持ちから、ご本を結構拝読しました。
先生の哲学塾に申し込もうかな、と思った時もありましたが、ちょっとハードそうなので(笑)、断念しました。
すみません、中島義道さんのお名前を見つけて、突然にコメントしてしまいました。
本をたくさん紹介して下さってあってうれしいです。またブログ読ませて下さい。
Commented by ikenosai at 2019-03-07 15:19
> miky2316さん
 嬉しいコメントに感謝申し上げます!

 美味しそうなフォカッチャ、拝見しました。
私は以前、福祉施設のパン分門にいてパン作りの魅力にどっぷりと浸かった時期がありました。
とても美味しそうで、その頃を思い出しました。

以下はご興味があればご覧くださいませ!



 先日、中2の息子の試験勉強に付き合っていた時のことです。
歴史で出てきた吉田松陰について話した以下の言葉に息子は大変感銘を受けていました。


人生は四季を巡る
 もうすぐこの世を去るというのに、こんなにおだやかな気持ちでいられるのは、春夏秋冬、四季の移り変わりのことを考えていたからです。
春に種をまいて、夏に苗を植え、秋に刈り取り、冬がくれば貯蔵する。
春と夏にがんばった分、秋がくると農民は酒をつくって、なんなら甘酒なんかもつくって、収穫を祝い、どの村でも歓喜の声があふれます。
収穫期がやってきてきつい仕事がようやく終わった。
そんなときに、悲しむ人なんていないでしょう。
私は30歳で人生を終えようとしています。
いまだ、なにひとつできたことはありません。
このまま死ぬのは惜しいです。
がんばって働いたけれど、なにも花を咲かせず、実をつけなかった。
ですが、私自身のことを考えれば、やっぱり実りを迎える時期がきたと思うんです。
農業は1年で1回りしますが、人の寿命というものは決まっていません。
その人にふさわしい春夏秋冬みたいなものが、あるような気がするんです。
百歳で死ぬ人は百歳なりの四季が、30歳で死ぬ人は30歳なりの四季があるということ。
つまり、30歳を短すぎるというなら、夏の蝉と比べて、ご神木は寿命が長すぎるというのと似たようなものじゃないかと思います。
私は30歳で、四季を終えました。
私の実りが熟れた実なのか、モミガラなのかはわかりません。
ですがもしあなたたちの中に私のささやかな志を受け継いでやろうという気概のある方がいたら、これほどうれしいことはありません。
いつか皆で収穫を祝いましょう。
その光景を夢に見ながら、私はもういくことにします。
     「覚悟の磨き方」 著 者 吉田松陰(編訳)池田貴将より

投稿した記事の場所 → https://ikenosai.exblog.jp/23374981/  
Commented by miky2316 at 2019-03-08 08:08
拝読しました。
ありがとうございました。(OvO)
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