今は、高校1年生。
先月の1月27日(水)のこと。
夜勤明けの私は、娘とランチの待ち合わせ。
職場の福利厚生で配られた食事券の期限が間近だったことと娘の高校が休みだったこともあって誘ってみた。
イタリアンレストランでパスタやピッツァを食べ、その後、吉祥寺行のバスに乗車。
途中の明星学園前で下車し、井の頭公園を目指した。
三鷹の森ジブリ美術館を横目に娘は「いいなあ、行きたいなあ」と言うもんで、「じゃあ、今度予約して行こうか?」と話すと「うん、行きたい」と答えた。
公園内をスタスタと歩き、途中でガレットの店を見つけて「今度来ようよ?」と私を誘う。
弁天様ではおみくじを引きたいと言うもんで、行ってみたが、振ってくじ棒を引くタイプでないので、「これじゃない」と引くのは止めた。
水がすっかり抜けた池を橋の上から覗き込み、「魚はどこに行ったのだろう」とつぶやいていた。
顔の紙芝居のおじさんが杜子春をやっていたが、途中で見るのをやめて、ドン・キホーテに行った。
全フロアーを一緒に見ながら、「これが欲しい、あれが欲しい」と言っていた。
西友にも行って、ここでも隈なく散策。
疲れ切ってから、コピスの地下に行き、一緒にクレープを食べた。
商店街を通っていると、中高生向けの洋服屋に興味津々。
ここでも「あれが欲しいな、これが欲しいな」と言うもんで、服の好みはまだ年相応なんだと安心した。
その中で、いちばんのお気に入りは、どうやら革ジャン・・・。
それでも、高いかな・・・?
と、ここでも買ってあげられなかった。
そして、一緒に電車に乗って立川まで帰ってきた。
帰ってからもずっと、あの革ジャンが私の目には焼き付いていた。
翌日の仕事帰りに古着屋によると、昨日のイメージ通りの革ジャンがあったので、娘に電話し、茶色と黒とではどっちが欲しいか聞くと、「黒」と答えたので買って帰った。
娘にあげると大喜びだった。
前日の値段の5分の1ぐらいの値段に、さらに驚いていた。
年頃の娘が、父親に付き合ってくれるのはありがたい!
つくづくそう思った。
そう言えば、昔は一緒によく出掛けたなあ。
今はお互いが忙しくて一緒に買い物なんて行かれない。
楽しかったなあ・・・と振り返っていた。
久し振りで、何だか嬉しかった。
時々あくたいをつく娘だけど、「かわいいなあ」とうちの奥さんに話していた。
時々思い出す、子どもたちの小さな頃。
あの頃のかわいらしい記憶で十分に親孝行してもらったと振り返っていた。
私の大好きな写真。