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いけのさい~子育てと教育の一隅を照らす


「ありがとう!」で終わる人生を目指して、日々のことを振り返り、そして、これからのことを考える。
by ikenosai
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「食事と周囲の関わりで心が育つ」 (前編)

※講師をさせていただいたこの研修会は、東京都内のある組織でおこなわれた研修で、第2回目でした。運が良かったとでもいいますか、その後の講師はそうそうたる方々で、4回目では参議院議員でヤンキー先生こと義家弘介さん、5回目では、木下晴弘さん、そして、昨年の6回目では元読売巨人軍の角盈男(すみ みつお)さんということで私のようなものは足下にもおよばない方々でした。もちろん講師料は義家さんの約50分の1でした。今となっては、およびいただけたことにとても感謝いたしております。

 「食事と周囲の関わりで心が育つ」       
  ~2007年2月 研修会にて~


 はじめに

 みなさんは今、何を目標に生きていて、何が幸せで、何が不幸だと感じますか?

私たちが生きているということを実感するなかで、大切なことは、今、この現実を生きているということではないでしょうか。

この現実を幸せだと思えることは、今まで生きてきた中で育んでこられた価値観が大きく影響しているのだと思うのです。

その価値観は、今まで関わってきたものに大きく影響されているのです。

だからこそ、親や周りの人たちの責任は重大なのです。

思い出のひとつ、ひとつの集積が心をつくっているのです。

悪の道に手を染めようとする子どもたちが踏みとどまれるとしたら、それは親や周りの人たちと今まで積み上げてきた信頼関係の賜物なのです。

そして、その賜物を確実なかたちにしているもうひとつの重大要素が食事だったのです。

食事、食事と聞いてもピンとこないかもしれません。

それだけ食事への意識が薄いのも巷で売られているものからもうかがえます。

そして、今の社会全体がこけちゃっているということにもお気づきいただければと思います。

今回は、この大切な周囲の関わりと食事の問題をとおして、子育てや教育への参考もしくは何かのヒントになれればと思って話させていただきます。



 周囲の関わりの問題 ~共同体を失った社会~

 昔の日本の社会は共同体でした。

しかし、今の社会は、派遣社員やパートがほとんどで、採算が合わなければリストラするといったように、全員が安全パイを持たされていた時代とは大きく変わってきているのです。

明らかに欧米の一部分だけを参考にしていて、元々の民衆の性格には合っていないように思われます。

だから、孤立して、誰にも話せなくなり、不安になり、失望して自殺する人もいるのだと考えられるのです。

会社は、残ったものだけが勝ち組になるシステムを海外のスペシャリストから買い取って、企業の再建を行っています。

果たして何割の人が幸せに暮らしているのでしょうか。

個性重視という発想なのかゆとり教育が進められました。

しかし、社会に合わなければ、卒業後は全く受け入れられないのです。

これは、機能重視で業績だけ、数字だけを評価の基準としてしまっていて、多様であるべき人間社会を無視しているのです。

そうすると、今の社会に順応できない教育が義務教育の中で行われていることになるのです。

色々な面で学校についていけない子どもたちをどうにかしようということなのですが、今の社会を考えると、学校でもっと機能的な面の教育を行うことも必要だということと、逆に、社会においては、あくまでも共同体を重視した大人社会へと、発想の転換をしなければ、幸せになれる人たちの基準線が大きくずれることになり、共有できる価値観がもっともっと失われてしまうのではと心配になります。

子どもたちの個性は、画一化できるのもではありません。

しかし、どこかで折り合いをつけられるように学ばせていく必要があるのですが、全体的に見て、教育への無関心な大人中心の社会で家庭と学校との協力体制が希薄な状態ではなかなか良い環境は、つくれるものではありません。

今の社会が、機能的になって、一時的に収入が上がって良かったと思っている人もいるでしょう。

しかし、恐ろしいのはこれからなのです。

いつ、自分がリストラされて負け組に転落するか分からないこれからの社会で、何を期待できますか。

少子高齢の時代に、社会を支えていく人材育成の基本である教育がなおざりになってしまっていて、何を希望に生きていくのか方向性が全く見えなくなっているのです。

そういった社会において、何を大切にすればよいのかと考えますと、結局のところ、私たちに確実にできることといえば、身近な、せめて自分たちの子どもだけでもしっかり育てていこうという結論に達するわけです。

だから、家族でつながって、家族でしっかり子育てをして、心の教育をしていかなければ、ほかに誰を頼ればいいのだろうという話になる訳です。



 便利な社会の落とし穴

 オートメーション化の時代に飼い慣らされてきてしまった私たちは、子育てまでもオートメーション化してしまいそうな勢いです。

10年ほど前、大手電器メーカーで働いていた伯父が、ペットに自動で餌を与える機械を開発中と言っていたのには驚きました。

当時は凄いことだと感心していましたが、今考えると恐ろしい時代になったと思います。

それがもし、子どもだったら恐ろしいことです。

子育ても教育も管理だけではいけないのです。

魂は、直接、人から学ばなければ伝わらないのです。

そうしないと正しい人格は育たないのです。

食事もそうなのです。

独りで決まった時間に電子レンジで温めて食べるような生活が毎日だったら、コミュニケーションがとれず、躾もままならなくなっていくのです。

森鴎外が子育てについて言っていました。

「もっと子どもの話を一生懸命に聞いてやらなくてはいけない。大きくなるほど子どもは親に何でも話せるようにして置かないと、思いがけない間違いが起こるものだ」と。

それぞれの個性の中で精一杯生きられる道を探せるように親なり、大人たちがしっかり理解して関わっていくことが、本当の幸せを見つけるための子育ての原点だと私は思うのです。

今、ヨーロッパと日本の父親の働き方は決定的に違ってきています。

精神的に成熟したスウェーデンなどでは、父親の帰宅が夜8時以降なんて2%未満に対し、日本は60%以上もあるそうです。

だからといって、日本の父親に子育てする気がないわけではないですが、働かざるを得ない環境を変えることが今の日本社会の課題でもあるのです。

今こそ、オルタナティブな考え方を持たなければ現代社会に飼い殺されてしまうのです。

朝は早く、夜は遅く、休日返上で仕事して、いったい、いつ腰を据えて子育てに専念できるのでしょうか。

そんな環境だから、母親ばかりが子どもと向き合い、一人二役のおかしな存在になり、父親は、家族との接点をなくしているのです。

子どもたちは、経済的な豊かさで、ものには満たされていますが、大人との関わりや愛情には飢えているようです。




 核家族の課題 

 子どもにとって親の存在とはどのようなものなのか。

世の中のお父さんは、家庭を安定した豊かな環境にしていくため、文句も言わず、時には歯を食いしばって頑張っています。

もちろんお母さんも同様です。

最近まではそれが普通であり、偉いもんだと社会が認めていました。

ほとんどの人たちがそう思っていたのです。

しかし、認めてくれていない存在があったようです。

それが子どもたちでした。

生まれてから、早い子は数ヶ月で保育園に預けられます。

朝早く起こされてご飯を食べさせられます。

お母さんの愛情を感じる間もなく、保育園に連れて行かれます。

お父さんはすでに仕事に行っているため、子どもと関わる時間もなく、存在が薄くなっていくのです。

そして、夕方、母親が迎えに来るまでは、ずっと保育園で過ごすのです。

家に帰ってから、急いでご飯を食べ、風呂に入り、寝るのです。

大人の都合に合わせていたら、寝るのも遅くなります。

あまり、お父さんと関わることもなく、顔を見ることもなく、眠い朝を迎えるのです。親って何なんでしょう。

人間を動物として捉えると、産後は母親が母乳を与え、歩き出すまでは手となり、足となり、関わっていかなければならないのです。

次第に離乳食へ移り、だんだんと大人と同じ生活に馴染んでいきます。

しかし、それは大人がそれも親がしっかりそばで安心していられる環境を用意してあげられるからこそ、順調に成長し、親から離れていくことができるのです。

今の社会ではその部分が欠けていて、子どもたちは、不安定なまま育っていくのです。

核家族においてはある程度意識した子育ての環境が不可欠です。

まず、一番大切なのは親子で過ごす時間の確保です。

核家族の家庭で両親が多忙な状況は決して良い状態とはいえません。

親の代わりに子どもと過ごしてくれる環境があっても駄目なのです。

親の関わり(特に精神面)が希薄だと子どもの心が悪い方へ影響しやすくなっていくのです。

お父さんが残業で午前様、ときには家にも帰らないほど忙しい。お母さんも残業し、やっと保育園にお迎えなんてこともあるようです。

親は必死に子どもに言い聞かせます。

お父さんもお母さんもあなたを育てていくために一生懸命に働いていると。

ところが子どもの立場に立ってみるとそのようにはなかなか理解できないのです。

実は、将来の安定のために子育てを犠牲にして、未来の幸せを意識しすぎて、現実にある大切なことを忘れてしまうのです。

そして、知らず知らずに子どもの寂しさを増大させてしまっているのです。

私なら、そんな会社辞めますね。

確かに会社で働くことは大切ですが、大切な子育ての時期は今しかないのです。

その子育てが実は人生の中でとても大きなウエイトを占めているのですから辞めますね。

でも、子育てがちゃんとできる職場環境をつくっていくことができれば本当はいいのですが。

一家団欒の時間を子どものときから経験していないと、家族の存在や意味が体に染みついていないのです。

これは理屈で解るものではないのです。

乳幼児期からの生活習慣で両親が多忙で、かつ核家族でなんていってたら、身近な大人との接点が少なく、特に親の愛情を理解できず、求愛のコントロールができなくなってしまうのです。

私たち人間が持っている愛情というのは、この時期にしっかりと親から注がれていないと際限なく愛情を欲しがり常に渇望した状態になってしまうのです。

経済的には裕福な家庭であってもそういった子どもは育っていくのです。

取り戻すための手段として、また初期に戻して愛情を注いで関わっていくことで改善はみられますが、親の気持ちの切り替えがなかなかできないという現状からはとても困難だと考えられます。




 思春期は親の通信簿

 イメージしている枠の中にいないと不安を感じる親御さん(特に母親)が多いようです。

それは大切なことではあるのですが、枠にはめ込まれるのがいやなのが、実は思春期の特徴のようです。

顔を合わせる度に「ちゃんとしなさい」なんて言われていたら、だんだん無口になってしまい、最後には何も話してくれなくなってしまうのです。

思春期を経過するときのエネルギーは、ものすごさを持っています。

これを、大人たちがもっと畏れるべきなのです。

特に男の子に関しては、この時期を理解しておかないといけないのです。

この時期の成長はのちに子孫を増やしていく大きな原動力となっていくため、正しく理解させ、女性との違いについても、詳しく理解し始めていかなければならないのです。

いつまでも自分の懐の中にいるのが当たり前と思っていてはいけないのです。

子どもにしてあげられることといえば、関心を持つこと、話を聞くこと。

話してくれるまで待つことをしっかり意識して関わっていくことなのです。

「干渉」ではなく、「関心」といった意識の方が的確だと思います。

また、ゲームや音楽といった大きな音や強い光の中の世界に浸るようなケースが多くなってきます。

しかし、閉じた空間では、生きた人間が持つ多面性を理解するのは困難なのです。

そして、次第に人間との繋がりがなくなってしまう心配も出てきます。

だからこそ、そうならないために幼少の時期から親子の信頼関係をつくっておかなければならないのです。

思春期は、親が今までどのように関わってきたかを評価する親の通信簿の中間報告のようなものなのです。

間違って関わっていた部分やなおざりにしてきたことなどが顕著に現れてくる変革期なのです。

そして、それを乗り越えて、一人前の大人へ成長し、親も一人前の親になっていくのです。




 食事がなぜ重要か
 “塵も積もれば山となる”
    食習慣の問題

 食品の安全基準は国家レベルでは任せられない。

これにはたくさんの利害関係が生じていて、経済へのデメリットが大きく影響してしまうからなのです。

テレビのコマーシャルにしても、支えるスポンサーなしではほとんどのテレビ局がやっていけません。

スカッとさわやかな飲み物があれだけ体に悪いといわれても、多大な広告料を出してくれるのであれば、悪いイメージは隠してしまうのです。

大手ハンバーガーチェーンのコマーシャルだって、そうなんです。

企業イメージを上げる工夫をやっていますが、毎日3食食べ続けるのはいかがなもんでしょう。

このしがらみの中で経済が潤っている以上は仕方がないことであって、自分たちで勉強し、考えていくしかないのです。

砂糖の多い缶コーヒーにしても、毎日、休憩ごとに飲んでいると、砂糖の摂りすぎによる生活習慣病にもなってしまうかもしれません。

たばこに関してはすでに悪影響の記載がされていますが、お酒に関してはまだまだのようです。

添加物だらけのイミテーションカクテルや発泡酒、日本酒にさえ、醸造アルコールを加えて調整しているのです。

パンには防腐剤、コーヒー牛乳にも防腐剤と日持ちするように少しだけ有害なものを混ぜているのです。

そして、もっと濃い、はっきりした味にするために、余計なものをたくさん加えていて、色まで加えているのですから、体に良いはずがないのです。

自分で学び、自分で判断して、自分の体は自分で守らなければ、社会全体がこけちゃっているのですから、今さらしょうがないのです。

昔は腐るものを腐る前に食べるというのが基本でした。

しかし、今では防腐剤が大量に使われ、日持ちするように加工された食べ物が多いようです。

そして、効率を考えた簡単な食事が多く、年間のエンゲル係数の平均8%しか生鮮食料品はなく、ビン・缶・レトルトなどの加工食品が62%、外食がなんと30%にもなるのです。

食品添加物はひとりあたり年間1500種類、重さにして24㎏。

生鮮野菜や穀物にさえ、農薬や化学肥料、畜産や養殖には抗生物質や抗菌剤が使われています。

こんなものばかり食べていたら生活習慣病は防げるわけがありません。

3大生活習慣病といわれる、がん・脳卒中・心臓病、中でも国民の3人に1人ががんで亡くなっています。

私たちのからだを構成している細胞は、遺伝子情報によって決められた周期と寿命があり、皮膚はおよそ28日、血液はおよそ4ヶ月で、全部新しく入れ替わっています。

ところが、この遺伝子に何らかの原因でキズがついて異常をきたすと、間違った情報を受けた細胞が増殖していき、正常な細胞の領域まで侵していくのです。

これががんです。

遺伝子次第でがんになるか、ならないかが決まるのです。

健康な人でさえ、1日に3000~6000ものがん細胞が生まれています。

しかし、健康な人の体内には、がん細胞を撃退してくれる免疫細胞があり、その働きで、それ以上の増殖にはならないのです。



 ストレス社会と精白穀物
      のダブルパンチ


 ストレス社会を生きている私たちにさらなる追い討ちとなるのが食事の問題なのです。

忙しすぎて精神的ストレス(気の使いすぎ)が続くと、交感神経緊張型になります。

そういう人が副交感神経優位に変え精神バランスを保つには飲食以外になく、食べ過ぎたり、飲み過ぎたりして食事のコントロールができなくなるのです。

精白された穀物や白砂糖の摂取により、一気に血液中に糖分がおくられ、血糖バランスを崩し、疲れやすい、キレやすいなど、行動が不安定になってしまうのです。

精白された穀物と砂糖で作られるスナック菓子や糖分の多いジュースを毎日のように摂取する習慣で、ストレス社会の中で生きていけばインスリンとアドレナリンの分泌がトラブルを起こしやすくなります。

ストレスの多い現代社会において、健全に生きていくということは、そうとうの意識をもって変えていかない限り、良くはならないのです。

画一化された添加物だらけの食品は、見た目は良く、日持ちもし、大量生産を可能にしたため価格も安いのです。

しかし、その為か、昔の食事にくらべて偏った栄養を摂っていて、かつ、大切なミネラルなどが不足していくのです。





by ikenosai | 2010-03-13 05:42 | 「食育」 講演記録 | Comments(0)
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