いけのさい~子育てと教育の一隅を照らす


「ありがとう!」で終わる人生を目指して、日々のことを振り返り、そして、これからのことを考える。
by ikenosai
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さくら咲くころ

 今日は春のお彼岸!

昨年4月30日に天国へいった父を思い、そして、まる5年経つ義理の母を思う。

今日は、これからお寺に出かけ、彼岸会にて、父、義理母、そして我々ご先祖の供養へと・・・。


e0148909_08162328.jpg



 もうすぐさくらが咲きそうな感じがする。

近くのモノレール車庫の敷地にもたくさんの土筆が土の中から出てきている。

この1枚の写真は、立川の災害医療センターのあたりから見えるモノレール。

さくらとのきれいなショットが今では幻に・・・。

私が撮影したお気に入りの写真。


今、桜並木の向こうには、大きなIKEAの建物があり、モノレールは見えない・・・。









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by ikenosai | 2017-03-20 08:29 | お父さんお母さん | Comments(2)

さくらが咲いた日・・・

e0148909_22235930.jpg


 4月4日水曜日
 真夜中に義理の母が危篤となり、急いで西荻窪までタクシーに乗って行った。
もうすでに呼吸は荒く、酸素マスクがかけられていた。
「お母さん、来ましたよ」と声をかけると、うなずいてくれた。
夜が明けて、私は一旦職場に向かった。
そして、ひたすらパンを焼いていた。
午前10時過ぎ、連絡があった。
いよいよとのことだった。
フランスパンにクープを入れているときだった。
服を着替え、バスに乗り、電車に乗って急いで病院に向かったが息を引き取ったあとだった。
誰も臨終には立ち会えなかった。
慈悲に満ちたやさしい母は静かにひとり旅立っていった。
私を丸ごとやさしい愛で新たな義理の息子として受け入れてくださった母との15年間が少しずつ思いおこされては涙が溢れてきた。
お母さんありがとう。
いくつもの素敵な思い出を、そして感謝が込み上げ、ただただ手をあわせていた。
 お母さんに観ていただきたかった桜はとうとう間に合わなかった。
その日の帰り道、立川の桜並木には少しずつ桜の蕾が開いていた。
青くきれいな空に白い雲がはえて、目がくらむような明るさで私を包んでいた。
眠気とともにくらくらとしながら私は空を見上げていた。

e0148909_2224197.jpg


 翌日
 納棺のあと、実母と姉を連れて井の頭公園にいった。
たくさんの人が咲き始めた桜を観ていた。
棺の中で静かに眠るもうひとりのお母さんにこの桜が届きますように・・・。

e0148909_22243650.jpg

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by ikenosai | 2012-04-05 22:52 | 照于一隅 | Comments(0)

咲きほこるサクラの花のように・・・


 昨年までたずさわった生徒たちの卒業式によばれて参列した。

それは、小さな小さな高校の卒業式。

親子で乗り越えた感慨深い卒業式だった。

不登校と子育ての研究を積み重ねていた私にとって、この生徒たちの卒業は嬉しくて胸がいっぱいになった。

子どもの思春期と親の更年期が重なり、家族が何度も壊れそうになりながら乗り越えてきた3年間。

4年かかった者も、5年かかった者もいた。

そして、煩わしいプライドも、くだらない世間体もすべてを捨てて、やっと大切なものが見えてきて、やっとの思いで卒業を迎えた。

思いおこせば、絶望と不安のまっただ中でワラをもつかむ思いでこの学校に来た生徒たちばかりだった。

小学校で、中学校ではぐくめなかったものを思春期の苦しみの中で必死になって積み上げたこの高校生活だったと私は振り返った。

ひとまわりもふたまわりも成長した生徒たちにただただ感激していた。

春からは、大学に行く者、専門学校に行く者、留学する者、就職する者、浪人してまた大学を目指す者と様々の進路に進む。

ひとりひとりの名前が呼ばれ、証書を授与する中で、ともに歩んだ親御さんのことを考えていた。

私は目を閉じ、何度も何度もその親御さんたちの顔を思い浮かべていた。

すすり泣くお母さん、ほっと安堵の表情で見守るお父さん。

月日が経てば今日のこの喜びは少しずつ薄れていくだろう。

それでもまた思い出す日がくるだろう。

ともに乗り越えたこの高校での日々のことを、そして卒業した喜びを・・・。

これまでのことを、これまで苦しんだことを明日からの糧にして、決して負けないで、あきらめないで生きていって欲しい。

そして、またいつかこの場所で会おう。

最後に歌った「さくら」の歌詞のように・・・。

みんな、卒業、おめでとう。

本当によくがんばったね・・・。

ありがとう、ありがとう、私に感動をくれてありがとう・・・。





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by ikenosai | 2010-03-08 01:19 | 照于一隅 | Comments(0)