いけのさい~子育てと教育の一隅を照らす


「ありがとう!」で終わる人生を目指して、日々のことを振り返り、そして、これからのことを考える。
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世界一のスコッチウヰスキーを作った男の晩年


 英国の『ウイスキーマガジン』が2001年に行ったコンテスト「ベスト・オブ・ザ・ベスト」の結果、ニッカウヰスキーの『シングルカスク余市10年』が総合第1位となった。


私はすぐに同じ蔵で眠っていたウイスキーを取り寄せた。


2位がサントリーの『響21年』で、世界のウイスキーの頂点を日本勢が独占した。


そのとき、まだおばあ様はこの世にいらした。


NHKの連ドラでウイスキーが注目されている。

世界一のウイスキーを作る男の晩年を支えたお祖母様もきっと天国でお喜びのことでしょう。


 我が家に残る、お祖母様の遺品。


リタ婦人亡き後の晩年を寄り添ったお祖母様からいただいたいくつかの品々。


非売品の書籍、タンブラー(竹と鶴の絵柄の特注品)等々。


今は、写真ととともに、妻の幼少のころの思い出とともに・・・。

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by ikenosai | 2014-09-30 21:18 | 現世に乾杯! | Comments(1)

お彼岸の朝

 今日は午後から夜勤。

朝早く野球の試合に出かける息子の弁当を作った。

遠い過去の記憶、私にはまだぬぐえない悲しいことがある。

小学校6年生、私はソフトボールチームのキャプテンをしていた。

レギュラーは6年生が2人、5年生が7人だった。

一見、弱小のチームではあったが、5年生にセンターを守っていた怪童がいて、ビハインドな状態から同点ホームランを打って、その後逆転し、最後は優勝。

チーム初優勝の陰にいた大きな土台。

翌年は、彼がキャッチャーでキャプテンになって連覇。

彼の父はコーチだった。

中学で野球部に入り、将来が有望視されていた。

私も、彼は関西方面の高校からスカウトがきて、甲子園にいくものだと思っていた。

そんな彼の家で何が起こったのか・・・?

両親が離婚し、父は飲んだくれになり、最後は、父子で心中したのである。

なぜ、何があったのか、詳しくは分からない。

やさしい彼の眼差しだけが、今も私の記憶に残っている。

私の心の中にいた名選手として・・・。

彼が亡くなったころ、姉の部屋から、「海岸通り」という曲がかかっていた。

涙声で姉が言っていた。「この曲を聴くと亡くなったあの子を思い出す」と。

今でも、あえて聴く日がある。

生きている私にできる小さな小さなこと、彼の供養になればと・・・。

(♪・・・あなたをのせたふねが、ちいさくなってゆく♪)


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by ikenosai | 2014-09-23 09:58 | のぼーる(野球) | Comments(0)

ひと夏の恋

9月にはいり、朝夕と涼しくなった。

昨夜は、午前様。

やり遂げなければならない仕事を終えて、帰ってきた。

11階にある自宅までの廊下で見つけたカブトムシのメス。

何だか切なくなった。

私は思わず拾い上げ「君は恋人に巡り逢えなかったのかい?」と言葉をかけた。

成虫になってひと夏の命。

素敵なオスに巡り逢えなかったのだろう。

こんなおっさんに遭ったって成就しないだろうに。

そんな、カブトムシのメスがなんだか愛おしく見えて仕方がなかった。

 思えば学生時代。

忙しく慌しい8月が過ぎ、9月に帰省したときのこと。

私は、夏を取り戻そうと、ひとり鳥取砂丘へドライブに行った。

そこから、しばらく東へ行くと、浦富海岸、そして、東浜海岸にたどり着く。

誰もいない、祭りの後のような海岸で戻ってこない夏の日を悔やんでいた。

それまでの夏休みは、かなり濃いものだった。

そして、そういうイメージだった。

季節のバイトや、海や山での出逢いは何かを期待させるものだった。

それが、何もなかった夏が過ぎ、誰もいない海辺に佇んでいた。

あのころをふと、思いだしていた。

「命短し恋せよ乙女・・・」志村喬が口ずさむ“ゴンドラの唄”が懐かしい。

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by ikenosai | 2014-09-05 11:40 | いつか余熱に気づくとき | Comments(0)