いけのさい~子育てと教育の一隅を照らす


「ありがとう!」で終わる人生を目指して、日々のことを振り返り、そして、これからのことを考える。
by ikenosai
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
最新のトラックバック
終戦のエンペラー
from Anything Story
カテゴリ
画像一覧
フォロー中のブログ
記事ランキング
最新のコメント
> suzu-clair..
by ikenosai at 08:44
お嬢様、ご卒業おめでとう..
by suzu-clair at 20:42
 いつもやさしいコメント..
by ikenosai at 21:10
素敵なお写真ですね。 ..
by suzu-clair at 08:01
> manekinnte..
by ikenosai at 21:45
以前の記事
メモ帳
ライフログ
タグ
ファン
ブログジャンル
検索
その他のジャンル

<   2009年 03月 ( 6 )   > この月の画像一覧


空腹が基本となる人間のメカニズム

 臓器というものは、休ませてこそ元気に働くものです。

なのに、四六時中食べていたり、たくさん食べ過ぎたりすると、たちまち機能が低下していきます。

臓器の機能低下は、免疫力を弱めたり、低体温を招いたりして、体調を崩す原因になっていきます。

代謝には個人差があります。

普段からたくさん食べる人はそれなりに胃も丈夫に働きます。

普段食べない人が急にたくさん食べると、体がだるくなったり、疲れた感じがなかなかとれないこともあります。

一見たくさん食べられる方があたかも得したような感じがしますが、人間は本来、低燃費が基本の生きものです。

なので、継続してたくさん食べ続けるということは、生活習慣病を早く招くことになります。

また、摂食障害的な異常な大食いの人もいますが、できることなら真似などしないで、たくさん食べなくても元気な体を自慢できる方がよっぽどいいのです。

最近では、これを食べれば痩せられるなどとありとあらゆるものを奨める傾向がありますが、基本は食べ過ぎないことなのです。

よく、旅行などに出かけ、リゾートホテルに泊まって、食べきれないほどのご馳走をいただき、しかも、おかずだけで満腹になるくらい食べて、翌朝も美味しいものをたくさん食べ、昼も美味しいものをたくさん食べていると旅行の帰りは、おそらく体が疲れてしまって、家に帰ったらぐったりします。

翌日から仕事なのに体がだるい、体調が優れないと体に不安を感じるのです。

これは、臓器を酷使しておこる症状なのです。

しかし、出されたものは勿体ないからとついつい食べてしまって、体をいじめているのです。

もし、機会があれば是非やってみていただきたいのが、断食まではいかないにしても、朝起きて、空腹になるまで家事をする。

それでも時間をもてあますようなら散歩にでも出かけ体を動かす。

空腹になってから、おにぎりをいただく。

それが昼前なら丁度いい昼食になるでしょう。

食後には、お茶をすする程度にし、午後はのんびり過ごします。おやつが欲しくなるようなストレスを与えない過ごし方に心掛け、早めの夕食を摂ります。

ご飯と味噌汁をゆっくり時間をかけて食べて、おかずは漬け物程度にして、この生活を2~3日してみてください。

おそらく内臓が休まって、体が元気になっていることに気づくはずです。

そして、体に問いかけて下さい。

たくさんではないが、今何が食べたいかと。

おそらく、不足し始めている栄養素が含まれる食べ物を体が欲しているはずです。

そして、体の健康状態を把握し、規則正しい先祖に由来する食事をゆっくりよく噛んで食べながら、たまに豪華な食材を少しずつ楽しむのが心身にとっては本来の贅沢です。
[PR]

by ikenosai | 2009-03-28 06:43 | 食養生 | Comments(0)

日本という恵まれた環境にこそヒントがある

 日本は、四方を海に囲まれて、山もあり、きれいな水が流れている川もたくさんあります。

位置的にもはっきりとした四季があり、昔の人々はその四季をポジティブに捉えていました。

俳句や短歌をたしなむのはまさに季節をポジティブに捉えていたからこそ発展したのであって、食べ物に関しても旬のものを楽しむなどして生活にハリを持たせていました。

冬には冬のもの、春には春のものと季節毎に楽しみがあった訳です。

しかし、今では1年中季節に関係なく何でも出まわっていて、苺の最盛期は今では12月のクリスマスなのです。

南洋の果物も真冬に食べられます。

季節のものを旬にいただくことは、薬を食するくらい深い意味があったのです。

しかし、季節はずれのものを摂ったり、1年中室温の変わらない加工された空気の部屋で薄着で過ごしているうちに体調を崩してしまうのです。

季節の変化にネガティブであれば、心までも不安定になっていくのです。

その影響で鬱状態になったり、その他の精神的な疾患を患うようになっていくのです。

親がそうなったら、子どもは何を参考にし、何を模倣して育っていけばいいのかと悩み、不安になります。

今の子どもたちが自立できない理由のひとつに親の精神バランスが不安定なこともあげられます。

心を患っていくと、季節の変化はさらなる不安を引き起こすようです。

不安定な心には、少しでもネガティブな要素が見え隠れし、希望を遠ざけ不安になり、次第に不安材料だけを集めていくようになってしまうのです。

ああすればこうなると決めつけていたマニュアル社会で我々人間は自然な生き物であることを忘れてしまっているのです。

再び自然である自分たちを取り戻すには、積極的に季節の変化を捉え、昔の人々が過ごしてきた感性を個々の中に取り戻すことが大切なようです。

寒い日には重ね着などで暖かくし、暑い日には1枚脱いで涼しく、といった智恵を使うことなのです。

冬には冬の旬の食べ物、夏には夏の旬の食べ物が心身に作用するのです。

主食となる穀物の収穫の時期にはこれから1年の安定とその恩恵に感謝できることが大切です。

豊かな心はそうやって育っていくのです。

かつて、日本の国が豊かだと言われてきたのは、その魂を何代にもわたって育て上げて伝承してきたからなのです。

どうか、自然である日本の本来の環境をもっとポジティブに受け入れて学んでいきたいものです。

豊かな心には季節を先取りできるポジティブな生き方がカギのようです。
[PR]

by ikenosai | 2009-03-21 15:45 | 食養生 | Comments(0)

「親の通信簿」・・・はじめに

 生まれながらにして悪い子どもはひとりもいません。

子どもを悪くしていくのは育つ環境です。

その中で最大の責任は原則的には親なのです。

後々に子どもがどんな大人になっているのかが「親の通信簿」なのです。

本当の意味での子育ては、子どもが育ち、親となり、その子ども、つまり孫が思春期を乗り越えるころまで続くのです。

それを乗り越えて親としての仕事は一段落するのです。

この連鎖の善し悪しが良い社会をも悪い社会をもつくっていくのです。

 戦後の復興以来、私たちが経験したことのない大不況が訪れています。

私の学生時代はバブルの絶頂期で、父ですら農業は金にならんからするもんじゃないと言っていました。

しかし、農業を侮ってしまった私たち日本人は今、外国に頼らざるを得ない状況で明日の食料にさえ不安を抱えようとしています。

農業と教育はよく似ています。

まず、種を蒔く作業から始まり、手入れをしなければ良くはそだちません。

しかも、日照時間や雨などの自然の影響を受けます。

それは私たちの力ではどうにもならないことなのです。

それでも、一喜一憂して手入れをし、最善を尽くすのです。

しかし、経済が発展し、色々と便利なものが開発されてしまって、不便なことを嫌う人が多くなりました。

人間は不思議なもんで便利に慣れるとそこからは昔のように戻すのはとても難しいようです。

洗濯機が壊れたり、掃除機が壊れたりしたとき、わざわざ手作業でやるのは嫌だなあと思うものです。

まして、水道が止まったり、電気が止まったりしたら精神的にも負担となります。

ライフラインが保障され、口を開ければご飯が入ってくるような時代だから大切なものが見えてこないのだと思います。

感謝を忘れ、権利だけを主張する社会の中で、教育のような金儲けにならないものには本気で取り組む人は多くないでしょう。

それは、成長の度合いに金銭的な価値をつけられないからなのです。

偏差値がグンと上がるなど学力が伸び、短期で希望校に合格するような塾ならお金にもつながるようですが、そうでなければ、誰も興味を示さないのがやはり現代のようです。

本来、教育の価値とはお金で換算できるものではないというのが私の持論です。

しかし、教育をする側にはそれぞれの生活があります。

その生活を支えるだけの報酬が不可欠でもあります。

それでも、食べていかれれば、先生は貧乏でもいいと私は思っていました。

余計なお金を持つから、教育とはかけ離れた変な趣味を持ち、しだいに煩悩に負け、本腰を入れた教育者になれない先生が登場するのです。

何が大切か、体力とやる気と情熱を持ち続ける意識です。

そして、教育者として充分な教養です。

高額所得であれ、低額所得であれ、やる気と情熱のある人であればそれが何よりだと思うのです。

もちろん指導力があるのは大前提になります。

新聞を読まない若者が増える裏には、テレビやインターネットなどの急激な普及や進歩も影響しています。

昔は、1日かけてやっていた家事でさえ機械がほとんどやってくれるようになりました。

人間は本来の営みを忘れ、余った時間で逆に身体を壊したり、余計なことで悩む時間をつくるようになっています。

体を動かすことが人間の基本だったのに、脳化社会とでもいいますか、頭だけを使いすぎてストレスを溜めています。

食べることが大変だったはずが、貨幣経済が拡大して、お金さえあれば何でもできるという錯覚に陥っている人々もいます。

色々なものへの執着や依存し過ぎによって起こるストレスの問題は体と心を蝕み、更なるものへの依存を強めていきます。

そのため、必要以上にお酒を飲み過ぎたり、タバコを吸いすぎたりします。

その他にもストレスの影響は過食という形でさらなる問題を引き起こしてしまうのです。

嗜好品への経済の依存も多すぎる中で、これらへの依存という形で世の中の経済が保たれていることからも、ストレス社会によって企業、果ては労働者を支えているという一面もあり、この問題の解決も簡単にはいかないようです。

駅の周辺にスウィーツの店がたくさんあるのも納得がいくものです。

便利とお金が人生のテーマになってしまっている人には、手間がかかる農業や子育ては全く興味が湧かないでしょう。

だから、少子化で、高齢者の介護を担う人材までも不足する時代になっているのです。

また、子育てがネガティブだと未来を支えていく子どもたちに大切なことが伝えられないままになります。

しかもマイナス的な要素だけが浸透してしまえば全体の幸福はマイナスな影響を受けてしまうことでしょう。

今の経済も即効性だけを考えると、駅前開発などで魅力的な店や施設をつくり、いかにお金を使わせるのかという短絡的な発想でその場をしのぐようなことしかできません。

教育の専門家の方たちのお話を聴きにいったときに私は目から鱗が落ちる思いがしました。

日本の教育は間違っている。

そう思いの方もいらっしゃることでしょう。

しかし、その方たちからお話を伺っているうちに、何が大切かということは最初から分かっていて、しかもそんなに難しいことではなかったことに気付かされました。

しかし、教育をマニュアル化し、今では学術的な要素を用いることでそこにもビジネスが展開されています。

しかし、子どもを当たり前に育てることにお金を取っていたら、それこそ格差社会はいつまでも続きます。

何が大切か。

それは、子どもの成長と向き合い、支えるだけのことです。

たったそれだけのことができなくなっている親が多くなっているのです。

子育てする側が、大人中心の社会にしてしまい、本当の親になりきれぬままになってしまっているのです。

それに大切なエッセンスをどう注入していくかが課題のようです。

人間はどう足掻いても、今持っている能力ぐらいしか出せません。

魔法が使えたり、念力が使えたりはしません。

子育ては今ある親の力でしか育てられないのです。

だからしっかり向き合うことなのです。

あまりにもその専門家の方々のお話が素晴らしかったので、その教育を広めていかれないのかという質問に、あっさりと広めていく気はないと答えられたのです。

その方たちは、自分の手の届く範囲でしか活動はしないと言われ、教育とは人間が人間を育てるものであって、マニュアルをつくって広めるものではないという趣旨のことを言われたのです。

適切な時期を見極めて、しっかりと向き合い、タイムリーな関わりをすることが大切だということです。

それは、子どもを身ごもったときからはじまっているようです。

大切な子育てへの意識が若いうちから根付いていることが重要になります。

子育てのことがよく分からないうちに結婚、あるいは妊娠していくお母さんは多いようです。

また、そのお母さんを支え、一緒に子育てをしていくお父さんの意識がどの程度かという問題もあります。

私は、その早期教育として、大学生くらいの若い人たちに子育てへのしっかりとした意識やビジョンを持つことの大切さを理解していただくために、また、悪い子育ての予防として「親の通信簿」を書くことにしました。

これまで、関わってきた子どもたちの中には、親の不注意で育った子どもが多く、その原因について色々と研究してきました。

そして、そういう結果にならない、もしくはそうなりにくい子育てとはどんなものかが解るようになりました。

今後は、実例も交え、お話を掲載していきます。
[PR]

by ikenosai | 2009-03-16 21:00 | 親の通信簿 | Comments(0)

心の栄養学

 しかし、現在のストレス社会では、いったい何をしてストレス解消をすればいいのかと考えますと、心の栄養学をしっかり学び実践することなのです。

心の栄養は趣味などで芸術に触れたり、感じたりしながら日頃のストレスを解消する時間をつくることなのですが、ストレスのたまりすぎで、副交感神経優位型になってる場合は、それよりも強烈な環境を求めたり、食べることへ依存していくようです。

本来は、ボーっとできる環境や心地よい環境が心をリフレッシュさせるには一番なようです。

だから、酒を飲んでボーっとしたり、タバコを吸ってボーっとしたりするのです。

酒やタバコでなければ、砂糖の多いお菓子を食べるようになるのです。

ある意味、嗜好品にはまる訳です。

その他にもパチンコに競馬、競輪に競艇とギャンブルにはまるようなこともあるのです。

節度が保てるのであれば問題はないのですが、どっぷりはまって人生にまで影響を及ぼすこともあります。

そんなの人は心がすでに栄養失調になっているのです。

そんな大人たちが子育てをしたら、子どもは不幸です。

そんな環境の中で立派に育ちなさいなんていうのには矛盾が生じてきます。

そんな大人を見ていては、いったい生きていて何が幸せなのかと悩んでしまいます。

今の子どもが勉強していても将来への不安が積もるのはそんな大人を見ているからなのです。

子どもたちは心の栄養不足を何で満たせばいいのでしょう。

テレビですか、ゲームですか、パソコンですか。

1日中没頭できるのであれば、その時だけでも幸せな生き方を選択するのが人間の本能です。

まして、思考力が低下していたり、まだまだ育っていないのであれば、いくら話しても、厄介がられて、逆ギレされるぐらいです。

思春期に親との適切な距離感が出来ていないと、子どもは不安定になります。

話も聞いてもらえず、理解もしてもらえないで悩んでいる子どもが多いのです。

その子たちの心の隙間に上手に入り込めるのが同じ価値観を持った友だちです。

親との距離よりも近くなり、親のいうことも聞かず、友だちを優先して遊ぶようになります。

それが異性であれば、性的な関係にも発展します。

親は心配します。

まず、世間体や面倒臭いことにならなければいいのにというような心配をします。

やめさせようと子どもを叱りますが、親との距離よりも友だちとの距離の方が近く、信頼関係も親子以上のものになっています。

なので、いうことを聞かないのはいうまでもありません。

親は友だちの悪口を言います。

さらに子どもは反抗するようになっていくのです。

親の不適切な関わりのツケが今ごろになって出てきたのです。

それでも子どもを愛しているのなら、今から懸命に関わって、同情し、理解してあげながら、共に一喜一憂するしかないのです。

もう1つあるとすれば、更生できる施設にでもお願いするしかないのです。

つまり、小さい頃からしっかり関わらなければならなかったのです。

そして、その関わりに生き甲斐を持ち、それが幸せであることを子どもと共有できていれば、思春期の問題もそれほどひどくはならないのです。

子どもの性格や癖ぐらい親だったら知っていなければ、健全な関係など続くはずがないのです。

心の栄養学は、家族の中で愛情が満たされているところに原点があり、家族単位で楽しい日々の生活をおくることなのです。

そういった健全な家族間で友だち付き合いが出来ていれば、共同体が守られ、周囲の関わりが心の栄養になり、ストレスがさらなるストレスを生むようなことは少なくなるのです。
[PR]

by ikenosai | 2009-03-14 10:46 | 食養生 | Comments(0)

もともとなかった食習慣

 グローバルな時代といいつつ、変わったことといえば、欧米に学んで合理主義社会になってきているということでしょう。

少しでも楽に、たくさんのお金を稼ぐ方法を考え、できるだけ肉体的な労力を使わない方法と少ない人間で、できるだけ多くの利益を稼ぐことが優先されています。

コストを下げる工夫として、中国や東南アジアへ工場を移し、人件費を格段に下げているのです。

この欧米化していく課程には、戦後の敗戦国になってしまったという大きなリスクも影響しているわけです。

そこまで考える人はそんなにはいないでしょう。

それに今の日本とアメリカとの関係上、テレビや新聞などでは絶対に取りあげられないことは歴史をひもとけば明らかになることです。

敗戦国となった日本は、アメリカ主導で解体され、アメリカの指導のもと復興していったのです。

しかし、その裏にはこれまでの日本の素晴らしい文化を徹底して壊さなければならないという考えがあったようです。

太平洋戦争であれだけの強国だったアメリカと3年半も戦った民族なので、敗戦後は徹底して変えられてしまったのです。

アメリカやヨーロッパ諸国をつくった人々は、わざわざ何もしなくても食べ物が得られる地域を脱出して、移り住んで国家をつくりました。

食べ物がなければ、生きるために知恵を絞って色々なことをやりました。

動物を殺して肉を食べ、安定供給を可能にするために家畜へと発展し、大型の牧場をつくったのです。

さらに乳製品を作り、加工して保存のきくチーズやソーセージを作り、穀物も大量生産し、安定供給を可能にしていったのです。

保存している穀物や肉などを調理するためや、寒さをしのぐ工夫として火を使い、そういった経験が頭脳を発達させ、智恵がついていったのです。

国土を増やすことでさらなる安定を求め、次第に周辺地域を征服していったのです。

頭脳の発達に必然性のある出来事だったのです。

何も心配しないで自然のものを食べていた赤道付近の人々とは生活の手段が違うので、北部の人間は、頭脳の発達に伴い、温かい地域までも征服していくのです。

食文化は発展し、加熱して調理をすることで殺菌をし、さらにその技術を磨き、香辛料を発達させ、アジアやアフリカへと征服の範囲が広がっていきます。

アジアやアフリカは単一農業を余儀なくさせられて、香辛料や紅茶、コーヒーなどの嗜好品を北部の人々のために作らされるのです。

これが今では南北問題として取りあげられています。

日本には四季があります。

そのため、1年を大きく4分割し、夏と冬、その間の中間に春秋を置くことで春夏秋冬の四季ができたのです。

本来はその季節に合わせて生きていくのが大前提なのです。

春から秋にかけて、作物が育ち、冬に蓄えて春を待つのです。

しかも、1年中、なにがしかの農作物ができ、周りは海に囲まれていて、きれいな山があり、川があり、豊かな自然とその恵みを受けて生活しています。

弥生時代から2千年かけて、稲作の文化が定着し、豆を使った発酵食品の醤油や味噌なども作られました。

各地域ごとにも工夫された発酵食品が作られました。

添加物など使わない自然の食品の技術が昔からあったのです。

暑さへの工夫が塩の加減であり、塩梅(あんばい)なんて言葉が日常会話に出ていたほど塩の加減が季節毎に違っていたわけです。

しかし、終戦後、この文化を壊す方向へと推し進められるのです。

戦後、日本には食料がありませんでした。

ジェントルマンの国アメリカはたくさんの小麦と脱脂粉乳を送り込んでくれました。

実は余って困っていたので丁度いいということだったようです。

お米を食べると、バカになる。

パンは頭にいいよ。

タンパク質やカルシウムを摂りましょうと牛乳をすすめ、外国の食文化が入ってきたのです。

日本人が本来食べる習慣のなかったものを習慣的に取り始めたのです。

今思えば、そこがGHQ(特に中心だったアメリカ)のねらいだったのだと思います。

そして、50年ほどかけて、日本を標的にした人体実験が始まったのです。

もともとDNAのデータにないものをたくさん取り始めたのです。

経済が発展し、労働とお金が直結していったのです。

専業主婦の仕事に金銭的な価値をつければ、決して良い評価にはつながりません。

そこで、色々な便利が発明されていきました。

洗濯機やテレビが出来、炊飯器が出来て便利になっていきます。

このころから、衣・食・住への意識が薄れ、中でも食事の大切さが失われ、便利な食べ物が普及し、社会的にもそういった類のものが大きく評価され始めました。

食事に時間をかけなくなって、今ではカップラーメンやファーストフードがコンビニなどでも人気商品のようです。

ファミリーレストランにしても、画一化された味の洋食に人気があって、砂糖の多い飲み物が飲み放題のドリンクバーもあり、安価で飲めるのです。

100均などで売られているドリンクやジャンクフードが買い置きになってそれぞれの家庭の常備食のようでは、体が本来欲している、DNAが欲しているようなものはどんどん遠ざかっていくのです。

しかも、人間の胃袋には限りがあります。

なので、先に甘いものやジャンクフードがお腹にはいると、もうそれ以外のものは受け付けないのです。

しかも、健康的なものより味がしかりしているため、次第に食生活が乱れてしまいます。

肉をたくさん食べる習慣に加え、牛乳や大豆などのタンパク質をたくさん摂ることも問題点があげあれます。

得に離乳時期からの習慣で、母乳から粉ミルクや牛乳、タマゴや大豆食品を摂りすぎる習慣が続くと、アレルギーを招くこともあります。

また、白砂糖の摂りすぎは内蔵の機能を低下させたり、血を汚すなど、色々な問題を引き起こすのです。

それに加え肉ばかり食べて野菜やご飯を食べない生活では便秘になったり腸内に悪玉菌が溜まっていき、ますます不健康な体質を招くのです。

大腸がんが多くなったのもうなずけるはずです。
[PR]

by ikenosai | 2009-03-13 20:06 | 食養生 | Comments(0)

効率の良い食事と体に必要な食事


 最近は、効率の良い食事といえば、瓶詰めや缶詰などの加工食品が多いです。

しかも、コストを考え、海外からの安いものが多いのも気になります。

日本の車や器械製品が売れる以上は、外国産の農産物は貿易摩擦の緩和のためにも必要なのかもしれません。

便利とはいえ、地場のものでないデメリットはたくさんあげられます。

例えば、農薬の問題。

添加物の問題。

見えないものだけに、どのようにつくられているのかが分からないことは、非常に恐ろしいことです。

しかも、国によって農薬や添加物を使う量がまちまちなので、日本の基準と諸外国のそれぞれの基準にはズレがあるのです。

また、朝起きて家を出るまでの数分間で摂取できるゼリー状の栄養ドリンクを朝食だと言い切っていますが、あんなものは朝食とはいえません。

前日早く寝て、朝ご飯を食べる方がよっぽどいいのです。

最悪の選択肢として、恐る恐るコマーシャルで見せるべきものです。

よく電車内で見かけるブロック状のカロリー豊富なスナック菓子も同様です。

栄養菓子と名付けて欲しいものです。

シリアルにミルクなんていうのも同様です。

砂糖と精白小麦やトウモロコシで作ったスナックなのです。

カロリーくらいは満たされるでしょう。

トータルで何が大切か、ここを学んでいかなければ、その先のことはイメージできないのです。

 最近、ADHD(注意欠陥・多動性障害)らしき子どもをたくさん見ます。

私がこれまで関わった生徒にも、結構います。

その原因について、遺伝的な部分も言われていますが、幼児期の親の暴力、虐待などにより、脳が萎縮し成長を妨げられていることが言われています。

そして、その他の影響として、砂糖の多いドリンクを常飲し、添加物の多いスナック菓子を常食していることが研究の結果でもあげられています。

さらに食事も添加物だらけの手抜きだったら子どもの心身の成長にどんな影響を与えるのかということがなかなかイメージできていない親が多いことも心配です。

親の愛情のこもった食事は何よりです。

そして、その意識が子どもの心の栄養になるのです。
[PR]

by ikenosai | 2009-03-05 06:18 | 食養生 | Comments(0)