いけのさい~子育てと教育の一隅を照らす


「ありがとう!」で終わる人生を目指して、日々のことを振り返り、そして、これからのことを考える。
by ikenosai
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カテゴリ:私の本だな( 7 )


お薦めの“1冊”



40歳からの元気食
  「何を食べないか」
    10分間体内革命
 

出版社:  講談社

 著 :  幕内秀夫

価 格:  ¥819(税込)
 



 本書では履き違えた健康志向がまねく生活習慣病の落とし穴について詳しく述べられています。

子育て真っ最中の親御さんにとって心身共に健康であることはとても重要です。

40歳を過ぎると、お父さんもお母さんもそれなりの役職に就くなどして、ストレスは増大していき、多忙な時間の中で、とにかく食べることイコール健康という概念がつくられがちになりますが、何を食べるという発想ではなく、何を食べないか、いつ食べないかという体へのいたわり方について深く考えさせられる1冊です。


 間違った考えの中には、例えば男性は、炭酸ジュースはダメだが量の少ない缶コーヒーはいいか・・・と、残業時間に砂糖たっぷりの缶コーヒー、遅く帰宅して、深夜にこってりで味の濃い食事、内臓が休まる間もなく、朝ご飯。

女性は、生野菜が健康の秘訣とばかりにたっぷりのドレッシングをかけて食べる。

仕事もあと一踏ん張りというときに一息入れて、持ち寄ったお菓子やいただきもののお菓子を食べる。

これが習慣化していくと、糖尿病や高脂結晶をまねき、特に血糖バランスの崩壊は心の不安定までもまねくのです。

そこにさらなる不安要因の更年期障害が加わると、子育てどころではないようです。お父さんも自分のことでいっぱいいっぱいで、お母さんも自分のことでいっぱいいっぱいになり、子どもの、特に心の成長にも大きく影響を与えてしまうのです。

親も鬱(うつ)、子どもも鬱なんてことになってしまうのです。

鬱の状態では何をやっても楽しくありません。

充実感もなく、希望も見えてきません。

将来のことをわくわくした視点で捉える気力すら失われてしまうのです。

 人生はまだまだこれからです。

お父さん、お母さん、そして、子どもの将来までも見据えた健康へのアプローチとして大きなきっかけになる1冊です。
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by ikenosai | 2010-09-22 05:17 | 私の本だな | Comments(0)

お薦めの“1冊”

 「脱コウネンキ宣言」
 ―Sweet Woman


出版社:  中央公論新社

 著 :  石坂 晴海

価 格:  ¥1,680 (税込)


 思春期の子どもを抱え、子どものすることが何でも気になる。

口をはさみ、嫌がられる。

職場では人間関係が不安定。

この心の内を旦那は分かってくれない。

それでも、今を生きている。

鬱の日も、元気な日も・・・。

子育ては、育児書や教育関係の本だけを読んでいてもダメなのです。

母親の心の状態が実は子育てには一番影響します。

知らず知らずに通り過ぎていく更年期。

年齢は様々ですが早い人は40才くらいから訪れます。

女性だけでなく、男性にも訪れます。

そのとき何が大切か、それはパートナーの温かい見守りやフォローなのです。

あるお母さんが更年期のとき、夫は何もしてくれない、解ってくれないと、とにかく夫に腹が立ち、憎かったと言っていました。

妻への無関心、非協力的が考えの違いを生み、やがて離婚にまで発展するのです。

子育てにどれだけデメリットか。

父親のまなざし、母親のまなざしがどれだけ大切か。

協力し合える夫婦は子どもの将来に良い影響を与えるのです。

やがて来るであろう更年期。

今、まっただ中の人もいらっしゃるでしょう。

そんなときこの独特の心の内を理解しておくことはとても大切なことです。

この本はそのきっかけになる1冊です。





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by ikenosai | 2010-03-13 05:13 | 私の本だな | Comments(0)

お薦めの“1冊”

 「逆さメガネ」

出版社:  PHP新書
   
  著  :  養老孟司

価 格 :  ¥714(税込)

  
著者の話より~

  人間は刻々と変わっている。

ところが、いまの社会は「変わらない私」を前提にしている。

「変わらない私」と思い込むのは、いまの世の中の見方をそのまま受け入れているからだ。

だから、世の中の大勢の見方と反対を見ることができる「逆さメガネ」をかけなければ、本当の姿は見えてこない、ということもある。

そして、人が変わらなくなった社会で、最も苦労しているのが子どもたちだと指摘する。

なぜなら、子どもは一番速やかに変化する人たちだからである。

そのことに気付かなければ、教育の本質を見失うことになる。




 私たちの思い込みの原因は都市化社会にありました。

都市的合理性、多数決による社会常識がそうさせてしまったのです。

著者は本書で、あまり1つの見方でこり固まってしまうと危険だと警告しています。

子育ての環境がないから、子どもを産まないということが、逆さなのであって、子育ての環境が出来るように、大人たちが生きなければならないのです。

都市化する社会で、自然はないものだとして生きている大人たちは、自然である子どもさえも、見ないように生活しています。

恐ろしい話ですが、的確な表現です。

視点を変えて見てみる。

容易なことではないですが、世の中が少しおかしいと感じる中で、“みんなと同じ”は、危険だと認識する必要がありそうです。
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by ikenosai | 2009-11-29 11:11 | 私の本だな | Comments(0)

お薦めの“1冊”



 「ほんまにオレはアホやろか」

出版社: 新潮社
   
 著 :  水木しげる

価 格:  ¥460円(税込)


 社会では、ごくあたり前のことがなかなか出来ずマイペースだった幼少時代の水木しげるさん。

戦中戦後の激動の時代に翻弄されながらもやさしく、たくましく生き抜いていきます。

純真無垢の生き方が晩年になって大成します。

その姿に感動させられました。

未来に対して深く悩んでもしかたがない、大切なのは今、この現実を生きぬくこと。

だから、すべてに一期一会だったのでしょう。

そして彼は、最後に大きな大きな自分自身の器に充実と幸福に満ちた水をなみなみと満たしていくのです。

大器晩成な人生も悪くないなあと生きることの価値観までも変えさせる水木さんのたくましさにただただ感激します。

激しいほどの紆余曲折ながらも幸せに生きるということがどういうことなのか?ということをじっくり考えさせてくれる1冊です。

人間は皆それぞれの器に合わせて成長していくものです。

決して画一化できない。偏差値など本来は不要なはずです。

 人生を器に例えれば、器が大きければ大きいほど、なかなかいっぱいに満たすことはできません。

しかも、満たしていく速度が遅かったり、休んだりしていたら、もっともっと満たすのに時間がかかるものです。

それでも希望を持って継続していくことが“生きる”ということなのでしょう。

世間の荒波に疲れたら是非読んでみてはいかがでしょうか。

何かが見つかる1冊です。
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by ikenosai | 2009-09-06 07:29 | 私の本だな | Comments(0)

お薦めの“1冊”


親のしごと・教師のしごと  ―賢治の学校の挑戦

出版社: (京都)法蔵館
   
 著 :  鳥山 敏子

価 格:  ¥1,890 (税込)


 立川で東京賢治の学校をNPOで立ち上げた著者は、以前は多摩地域の小学校の教員をされていました。

今の子育ては世代間の問題も含め、子どもが育つ環境が急変していることも問題解決を複雑化させています。

親が大切にしているものへの意識は間違えなく子どもに大きく影響しています。

学校に行けないとか家から出られない子どもたちは本当は心がやさしくて魂がきれいなのです。

繊細さに加え、やさしいから因縁とでもいいますか、一般では大したことではなさそうに思われることにも反応し、動けなくなっているのです。

この世代間の問題に大きなメスを入れ、どこに解決の糸口があるのかを考えさせられる一冊です。
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by ikenosai | 2009-06-20 21:00 | 私の本だな | Comments(0)

お薦めの1冊

『生き方』 人間として一番大切なこと

出版社:  サンマーク出版

著 :  稲盛 和夫

価 格:  ¥ 1,785 (税込)


 京セラとauの創業者である稲盛和夫さんは松下電器(後のパナソニック)の創業者松下幸之助さんから生き方の大きなヒントをいただいたそうです。

晩年には仏門に入られ、たくさんの本も書かれています。

そんな稲盛さんの成功の陰には素晴らしい人生哲学があったようです。

この本にはそのエッセンスが詰まっています。



 稲盛さんの本を読んでの感想を交え、以下の文は、ある学校の会報に寄稿させていただいた記事より抜粋しています。

 私はこれまでたくさんの奇跡を経験してきました。

交通事故に遭い、奇跡的に助かり、3ヶ月間も入院したこと、池で溺れ、気絶していたところを助けられたこと、今振り返ってもゾッとすることばかりです。

一歩まちがえれば、命を落とす、そんな経験を何度も何度も繰り返してきました。

しかし、大人になるにつれ、色々なことを学び、成長しました。

今思えば、親や先生たちが教えてくださったことは、正しく生きること。そして、それを継続することだったのだと思います。

また、理屈で覚えるだけでなく、反復し、体で体得することの大切さも教わりました。

これは教える側が身をもって模範を示さなければ伝わるものではないということを大人になってからひしひしと感じるようになりました。
先日、家族で外食をしていたとき、隣のテーブルに元気そうな1歳にも満たない坊やがいました。

ジージとバーバと両親に囲まれて楽しい様子ではしゃいでいました。

しかし、坊やが声を出すたびに父親が「うるさい」と怒鳴るのです。

隣で食べている私たちのほうが、嫌な気持ちになってしまいました。

もうすぐ4歳になる息子が、「あれはパパのほうがうるさいね」なんて真面目に言うので、子どもってよく見ているなあと驚かされました。

そして、もっと驚いたのは、怒鳴る父親を注意することも諭すこともできない、ジージの存在でした。

その様子からも、少なからず、子育ての連鎖が垣間見えました。

しかし、どこかで学び、そして、リセットしない限り、こんなマズイ子育てはくり返されるのだと思います。

保護者の方から「なぜ生きる」という本を渡され、内容が解ったら解釈して欲しいと言われ、どう説明しようかと考えていました。

なぜ生きるのか、生きることはどういうことかと私なりにまとめてみました。

人生をより良く生きるためには、世の中の役に立つ生き方が大切だと思います。

人の社会では、何かに、誰かに依存していかなければなりません。

いかに良く依存するかは、コミュニケーションの力も必要になります。

しかし、いつか誰かにお世話になるかもしれない、そう思うと自分にできることは何でもやっていくことが重要だと思うのです。

“情けは人のためならず”という言葉がありますが、世のため、人のために何かできることがあれば無理のない範囲においてすべきだと思うのです。

その情けが巡り巡って自分に返ってくるのではないでしょうか。

私は、今までの人生を振り返って、父と母が巡り逢って、愛し合い、私を産んでくださったことが最大の奇跡だったように思います。

そして、その父の、母の上に広がるご先祖の巡り逢いなくしては私は存在しなかったのです。

ここへの感謝なくしては、これからの人生に希望は見いだせないのではないでしょうか。

魂を磨くこと、徳を積むこと、それは、ご先祖に感謝し、支えてくださるものや人々にも感謝し、自分ができることをよろこんですることだと思うのです。

人には何かの役割があるはずです。

意識して徳を積んでいけば、その答えは必ず見つかると思います。

その答えが何なのか知りたいから、私は一生をかけて生きていくのだと思います。

そして、生まれたときよりも美しい魂を持って往生できれば何よりだと思うのです。

こんな話を子どもたちにしても解らないかもしれません。

しかし、20年、30年後でもいい、そのとき気付いてくれればと願い、今は種をまくことしかできません。

種をまくこと、それは正しい行為で大人たちが示していく子どもたちへの道しるべだと思うのです。

 不景気にあえぐ昨今、こんな不況で不安を抱えないでいただきたいのです。

すべては心の持ちようなのです。

そして、その心を育てるのが、子育てと教育なのです。

だからこそ私は切なる思いでこの大切さをうったえ続けるのです。
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by ikenosai | 2009-05-30 10:12 | 私の本だな | Comments(0)

お薦めの1冊

『抱きしめよう、わが子のぜんぶ』 
       思春期に向けて、いちばん大切なこと

価 格:¥ 1,365 (税込)

著 : 佐々木 正美
 『子どもへのまなざし』もお薦めです

出版社: 大和出版


 以前、「育て直し」を特集しましたが、子どもが育つ環境の中で、親の存在はとて大きな影響を与えます。

その中で、1つ、自立について書かれていたところがとても印象的でした。

ほとんどの方が自立について聞かれると、自分で稼いで、自分で食べていくといった答え方をされるのではないでしょうか。

しかし、自立とは、相互依存ができるようになることだと著者は書かれています。

確かにそうです。

人間の住む社会でお互いがコミュニケーションをとり、互いに上手く依存し合える環境にこそそれぞれの自立があり、高学歴や高収入であっても、この相互依存ができていなければ、自立とは言えないのだと思います。

アダルトチルドレンという言葉はそういう意味での自立ができていない大人も指しているのだと思います。

子どもが育っていく環境で、その子どもを育てている親が相互依存できている姿を見て、子どもは安心し、模倣し、やがて健全に自立していくのだということのようです。

お母さんにせよ、お父さんにせよコミュニケーションをとることもなく、あきらめてはいませんか?

家族で、しっかり話し合うこと、この時期最も大切な親の役割だということです。

 今まで関わる時間がなく、意識するきっかけにも恵まれなかった親御さんにぜひ、お読みいただきたい1冊です。

今からでも、意識を持てば必ず子どもに伝わるはずです。
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by ikenosai | 2009-04-30 14:13 | 私の本だな | Comments(0)