いけのさい~子育てと教育の一隅を照らす


「ありがとう!」で終わる人生を目指して、日々のことを振り返り、そして、これからのことを考える。
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カテゴリ:食養生( 15 )


年末年始で感じた“私のしなやかさは粗食の中にある”

 年末年始は30日から休みをいただき、その日から郷里の津山に帰省した。

元旦は、息子と一緒に津山藩主森家の庭園、衆楽園にいった。

津山の観光名所を少しでも紹介しなければと思い、しっかり写真を撮ってきた。

出かけたのはその日だけで、午後はボウリングに出かけた。

 管理職になってから何とか乗り越えてきた業務も、全然平気だと自分に言い聞かせていたが、無理をしていたことが今回の帰省中によく解った。

私はまだまだ自分を理解できていないのだと痛感した。

結果から話すと、今回は相当のストレスがあったのだということが解った。

ストレスはそのまま行動となって表出していた。

行きの新幹線から、弁当にパンにビールにおつまみにと買いこんで、岡山駅に着いてからは、息子と一緒に立ち食いそば屋に入り、その後は、カフェで買ったカプチーノを乗り継いだローカル線で飲んでいた。

翌日は、歩いてコンビニに行き、大量のお菓子と飲み物を買いこんで就寝時間まで食べ詰めていた。

翌日も食べ詰めていた。

帰る前日の1月2日は家族で炭火をおこし、焼肉を食べた。

缶ビールを2本とひたすら焼き続けた肉やソーセージを限界まで食べていた。

リウマチの気のある私は、血液が相当濁ってしまい、すでに全身の間接痛に見舞われていた。

さすがにその日の晩は、食欲はなくご飯を食べなかった。

翌日の1月3日、復路のローカル線で今、この文章を打っている。

つくづく反省してしまっている。

反省はするものの、体をコントロールできなかった自分を今は分析している。

最大の原因は、日々の仕事でのストレスとその解消ができていなかったことが考えられる。

ストレス解消の近道、副交感神経を優位にする最短方法が食べることであることがよく解った。

しかも、底なしである。

普段から胃が小さく、あまり食べない私にはかなり負担となってしまった。

体調不良と精神的な不安がリバウンドとして体を襲っている。

そんな最中、私は文章を打っている。

働きすぎは決してよくないということがよく解った。

散々、人に言い続けてきたことであり、関係している会報などでも話してきたことである。

現代社会の落とし穴は、ストレスを抱える環境とそのはけ口が簡単に手に入ることだと思う。

人がお金を持つとろくなことがない。

少なくとも私がお金を持つとろくなことにはならない。

今回はつくづくそう感じて反省している。

1月3日、戻った夜に体重を量った。

12月の一番軽いときより5キロも太っていた。

食事制限をしたら、翌日には3キロ近く減っていた。

 それでも、久しぶりにかわいい息子と過ごせて嬉しかった。

この数日間に感謝である。






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by ikenosai | 2013-01-06 16:04 | 食養生 | Comments(0)

白砂糖が世界を滅ぼす


 日本では17世紀にはいり、砂糖の文化が入ってきます。

それは世界にも大きな影響を与えています。

アジアからヨーロッパに伝わったお茶の文化では砂糖によって甘く飲みやすくし、さらに、お茶請けとして甘い菓子も作られるようになっていくことで、砂糖の需要が増大していきました。

そして、植民地支配をしていたヨーロッパの国々は、アフリカ系の黒人奴隷を使って、嗜好品である砂糖の大々的な生産を始めたのです。

甘い物を食べることで、ストレスを溜めている人々の心は満たされていきます。

甘い物は嗜好品であるのですが、心の栄養素として、ストレスの解消になっているようです。

しかし、依存していくと体に負荷をかけてしまいます。

これが糖害です。

砂糖は大昔には、薬として使われていました。

元気がないときの滋養強壮に使われていたようです。

そんな、高カロリーな滋養強壮になるものを常用していたら、体は元気になりすぎて、やがて許容量を超えて、体をおかしくしていくのです。

そして、依存するようになれば、さらなるストレスとなって体を蝕んでいくようになるのです。

プランテーション農業で大量生産をし、更に低賃金で奴隷のような労働をさせているのです。

安い価格で手に入れて、お茶に菓子、料理にまで使うようになっていけば、常に砂糖の食事をしていて、しかも、習慣化されていけば、歯にも悪影響を与えていきます。

血液中の糖分がインスリンとアドレナリンの影響で急激に増えたり、急激に減ったりして、不安定になり、最終的には心の歪みをつくりだすのです。

糖尿病や腎機能などの低下を引き起こし、たくさんの弊害をもたらしていくのです。

日本でも、九州・四国地方などでサトウキビが作られるようになり、江戸時代には国内でも供給ができるようになっていきます。

それでも狂言の「ぶす」というお話の中では貴重なものとして出てくるくらいですから、かなり高価だったのでしょう。

今では、北海道でビートの栽培が行われ、沖縄のサトウキビ同様に国内の砂糖生産は大量になってきていて、さらに精製技術が向上したので、長期保存を可能にしています。

なので低価格での販売を可能にし、国産のスナック菓子や清涼飲料水までも低価格となり、人々の購買意欲に拍車をかけているのです。

そして、ついつい買い込んでたくさん摂るようになるのです。

一旦定着した習慣はなかなかもとには戻りません。





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by ikenosai | 2009-05-09 17:52 | 食養生 | Comments(0)

生活習慣病と慢性疾患

 2000年の歴史に基づく遺伝子がデータにないものを習慣的に摂るようになったら、体は怒り始めます。

それが許容量を過ぎれば、疾患として現れてくるのです。

アレルギーもその症状です。

基本は食生活と生活空間が影響しています。

予防学に基づいた医者ならその原因を詳しく探って対策を考えてくれるはずです。

しかし、医者も商売、すでに意識がない医者もいますが、即効性のある薬を処方して終わりです。

また、悪くなったり、症状が出れば、来て下さいというくらいでしょう。

実は私たち自身が学ばなければならないことがたくさんあるのです。

人間はひとりひとり違います。

それを同じだと思うところにすでに問題が生じているのです。

ひとりひとり身長も違うし、体重も違う、寝る時間も違えば、体温も違う。

嗜好も違うし、毎日の食事の量も違う。

食べるものだって違うし、住んでいる部屋の間取りや、室温も違うのに症状別にわけて同じ診断をし、同じ処方をして同じように治りますか?

必ず個人差があるはずです。

まして、遺伝子はもっと複雑なはずです。

北欧に住み続けた人の遺伝子と赤道直下の熱帯に住み続けた人の遺伝子とでは全然違うデータが入っているはずです。

寒さをしのぐ遺伝子と暑さをしのぐ遺伝子では食べ物からして違うはずなのです。

しかも、おやつを主食にして、ご飯は食べなでいて、カロリーだけの計算で健康にいられるはずはありません。

砂糖にしても、本来はなくても困らない食べ物です。

つまり嗜好品なのです。

嗜好品は摂りすぎると何だかの問題が出てきます。

タバコにしても、酒にしても、コーヒー、紅茶にしてもです。

砂糖を摂りすぎると血液は不健康になります。

免疫力も低下します。

ではなぜ嗜好品が必要なのかと考えますと、精神を安定させる、リフレッシュさせるためのいわば心の栄養素のようなものなのです。

そういったものをついつい摂りすぎてしまう背景には、ストレス社会があるわけです。

ストレスの解消、精神の安定のために必要以上の摂取を余儀なくしているのです。

食事にしてもストレス社会で精神安定をはかろうとすると副交感神経優位型になるのです。

副交感神経優位型には食事ぐらいしか方法はなく、食べ過ぎて肉体的に負担がかかっていくのです。

これをストレス太りとでもいいましょう。

食べ過ぎによって、臓器へも大きな負担をかけるのです。
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by ikenosai | 2009-04-23 13:22 | 食養生 | Comments(0)

飽食がもたらす諸問題


 飽食になる最大の原因は、大量生産なうえ薄利多売方式という経済のしくみがあるからです。

貨幣経済はそれに拍車をかけています。

物々交換であればこんな現象は起こらないでしょう。

たくさん作って、たくさん保存して、少しでも楽に安定した利益を得るのが企業の考えなのでしょう。

日持ちさせるために添加物も混ぜます。

そして、あまりにも作りすぎてしまうと、需給バランスが崩れてしまい、商品価値が下がっていくのです。

そうなれば、スーパーのセールや百均などで店頭に並ぶのです。

買い物に行く人も、一品だけ買って帰ることはまずいないでしょう。

ああいう店のねらいは、一人単価が5百円とか千円くらいは考えています。

その中に、精製穀物と白砂糖と添加物で作ったジャンクフードが入っているのは、すでに常識かもしれません。

大量生産の落とし穴に、みんなはまっていて、ついつい、食べ過ぎているのです。

そして、メディアの影響で誰もが知っている商品となり、販売促進につながっているのです。

今の国内では、有名というだけで信用・信頼につながってしまう傾向がまだまだ色濃く残っているのです。

だから、学んで、何が正しいのか選択する力を養わなければならないのです。
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by ikenosai | 2009-04-11 06:53 | 食養生 | Comments(0)

根拠が曖昧な欧米からの栄養学


 ある登山家の出演しているテレビ番組で、ヒマラヤを登るには相当のカロリーを摂るような食事をしないと体重がどんどん下がっていくといっていました。

痩せたい人は、ヒマラヤでダイエットしてはどうでしょう。

しかし、もともと肥満体質の人は、登山なんてできません。

特別な病気でない限り肥満の原因は自分をコントロールできないところにあります。

栄養学というのは、もともと、寒い地域のカロリー計算が必要な人たちに重要な学問なのです。

日本の本州より南西部の人たちにはあまり必要のない学問のようです。

しかし、食事サービスをするためには、栄養士を雇わなければなりません。

栄養士は、それぞれの栄養素とカロリーの計算をして、1日に必要な食事の献立を作成するのです。

糖尿病などの慢性疾患の患者へは毎日が一発勝負の栄養管理となり、まず、多品目摂取を優先させるために、主食のご飯が減らされてしまいます。

ご飯を食べなければ空腹は満たされにくいものです。

まして、糖尿病に関しては血糖値が下がればお腹が空くのは当たり前です。

即効性を考え、何か甘いものが食べたくなるものです。

もし食べれば血液が汚れ、喉も渇いてきます。

糖分を摂取したために血糖値が上がればインスリンをうちます。

しかし、糖尿病というものがどうして起こるのかという詳しいメカニズムを患者は知らない方が多いのです。

なので、このお茶を飲めば、中華料理を食べてもいいとか、この食べ物が血糖値を下げるなどと、それこそ、メディアを上手く利用した企業の餌食になっているのです。

実は、現代の食事は栄養学以前に、何を食べないかという選択食の方が的確なぐらい、色々なものを食べすぎてしまっているのです。

食べることは健康につながりますが、食べ過ぎることは病につながるのです。

そして、一品一品の商品を紹介するときには、食事の総合的な効果などは伝えません。

それはその商品が売れることが何よりも最優先だからなのです。

例えば牛乳にしても、カルシウムやタンパク質が豊富にあって、骨粗鬆症に効果があるなどと協調しています。

確かにその栄養は嘘ではありません。

しかし、人間の体内でどのように分解されて、吸収されるかなんて詳しくは話さないでしょう。

高温殺菌の牛乳のデメリットなど売れない報道につながることは話しません。

しかも、テレビでは紹介はしません。

どうしてなのか?一言で言えば企業様様だからなのです。

大手乳業は大切なスポンサーです。

しかも国をあげて保護しています。

牛乳が悪いわけではありませんが、牛乳神話の影響を受けていては、カルシウムは牛乳からしか摂れないという感覚を頭に植え付けてしまうのです。

そして、欧米の特に寒い地域の人々は、先ほどのヒマラヤ登山隊と同じような環境なのです。

カロリーを考え、栄養素を考えて摂らないと命に関わるのです。

私たちのように、日本に住む人々はせいぜい真冬の寒さ対策に少し栄養学を応用する程度で、後は旬のものと2000年の伝統に基づくご飯を食べることなのです。

明治・大正生まれのお爺さんお婆さんを見てください。

健康です。

若いときから、沢山牛乳を飲んだり、沢山肉を食べたりしていましたか?

おそらくよく食べて、お酒も飲み過ぎていた人はとっくに天国へ行っているはずです。

その天国に行った人とどこが違うかというと、食べ物の貧しかった時代を乗り越え、習慣的な粗食で今も元気なのです。

理想的な人生ではないでしょうか。

今の若者が欧米化した食生活を続けていたら、2000年の歴史を持つそれぞれの遺伝子が怒り始めるはずです。

データにないものばかり食べ過ぎるなという収支報告を病気というかたちで表現するようになるのです。
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by ikenosai | 2009-04-04 08:27 | 食養生 | Comments(0)

空腹が基本となる人間のメカニズム

 臓器というものは、休ませてこそ元気に働くものです。

なのに、四六時中食べていたり、たくさん食べ過ぎたりすると、たちまち機能が低下していきます。

臓器の機能低下は、免疫力を弱めたり、低体温を招いたりして、体調を崩す原因になっていきます。

代謝には個人差があります。

普段からたくさん食べる人はそれなりに胃も丈夫に働きます。

普段食べない人が急にたくさん食べると、体がだるくなったり、疲れた感じがなかなかとれないこともあります。

一見たくさん食べられる方があたかも得したような感じがしますが、人間は本来、低燃費が基本の生きものです。

なので、継続してたくさん食べ続けるということは、生活習慣病を早く招くことになります。

また、摂食障害的な異常な大食いの人もいますが、できることなら真似などしないで、たくさん食べなくても元気な体を自慢できる方がよっぽどいいのです。

最近では、これを食べれば痩せられるなどとありとあらゆるものを奨める傾向がありますが、基本は食べ過ぎないことなのです。

よく、旅行などに出かけ、リゾートホテルに泊まって、食べきれないほどのご馳走をいただき、しかも、おかずだけで満腹になるくらい食べて、翌朝も美味しいものをたくさん食べ、昼も美味しいものをたくさん食べていると旅行の帰りは、おそらく体が疲れてしまって、家に帰ったらぐったりします。

翌日から仕事なのに体がだるい、体調が優れないと体に不安を感じるのです。

これは、臓器を酷使しておこる症状なのです。

しかし、出されたものは勿体ないからとついつい食べてしまって、体をいじめているのです。

もし、機会があれば是非やってみていただきたいのが、断食まではいかないにしても、朝起きて、空腹になるまで家事をする。

それでも時間をもてあますようなら散歩にでも出かけ体を動かす。

空腹になってから、おにぎりをいただく。

それが昼前なら丁度いい昼食になるでしょう。

食後には、お茶をすする程度にし、午後はのんびり過ごします。おやつが欲しくなるようなストレスを与えない過ごし方に心掛け、早めの夕食を摂ります。

ご飯と味噌汁をゆっくり時間をかけて食べて、おかずは漬け物程度にして、この生活を2~3日してみてください。

おそらく内臓が休まって、体が元気になっていることに気づくはずです。

そして、体に問いかけて下さい。

たくさんではないが、今何が食べたいかと。

おそらく、不足し始めている栄養素が含まれる食べ物を体が欲しているはずです。

そして、体の健康状態を把握し、規則正しい先祖に由来する食事をゆっくりよく噛んで食べながら、たまに豪華な食材を少しずつ楽しむのが心身にとっては本来の贅沢です。
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by ikenosai | 2009-03-28 06:43 | 食養生 | Comments(0)

日本という恵まれた環境にこそヒントがある

 日本は、四方を海に囲まれて、山もあり、きれいな水が流れている川もたくさんあります。

位置的にもはっきりとした四季があり、昔の人々はその四季をポジティブに捉えていました。

俳句や短歌をたしなむのはまさに季節をポジティブに捉えていたからこそ発展したのであって、食べ物に関しても旬のものを楽しむなどして生活にハリを持たせていました。

冬には冬のもの、春には春のものと季節毎に楽しみがあった訳です。

しかし、今では1年中季節に関係なく何でも出まわっていて、苺の最盛期は今では12月のクリスマスなのです。

南洋の果物も真冬に食べられます。

季節のものを旬にいただくことは、薬を食するくらい深い意味があったのです。

しかし、季節はずれのものを摂ったり、1年中室温の変わらない加工された空気の部屋で薄着で過ごしているうちに体調を崩してしまうのです。

季節の変化にネガティブであれば、心までも不安定になっていくのです。

その影響で鬱状態になったり、その他の精神的な疾患を患うようになっていくのです。

親がそうなったら、子どもは何を参考にし、何を模倣して育っていけばいいのかと悩み、不安になります。

今の子どもたちが自立できない理由のひとつに親の精神バランスが不安定なこともあげられます。

心を患っていくと、季節の変化はさらなる不安を引き起こすようです。

不安定な心には、少しでもネガティブな要素が見え隠れし、希望を遠ざけ不安になり、次第に不安材料だけを集めていくようになってしまうのです。

ああすればこうなると決めつけていたマニュアル社会で我々人間は自然な生き物であることを忘れてしまっているのです。

再び自然である自分たちを取り戻すには、積極的に季節の変化を捉え、昔の人々が過ごしてきた感性を個々の中に取り戻すことが大切なようです。

寒い日には重ね着などで暖かくし、暑い日には1枚脱いで涼しく、といった智恵を使うことなのです。

冬には冬の旬の食べ物、夏には夏の旬の食べ物が心身に作用するのです。

主食となる穀物の収穫の時期にはこれから1年の安定とその恩恵に感謝できることが大切です。

豊かな心はそうやって育っていくのです。

かつて、日本の国が豊かだと言われてきたのは、その魂を何代にもわたって育て上げて伝承してきたからなのです。

どうか、自然である日本の本来の環境をもっとポジティブに受け入れて学んでいきたいものです。

豊かな心には季節を先取りできるポジティブな生き方がカギのようです。
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by ikenosai | 2009-03-21 15:45 | 食養生 | Comments(0)

心の栄養学

 しかし、現在のストレス社会では、いったい何をしてストレス解消をすればいいのかと考えますと、心の栄養学をしっかり学び実践することなのです。

心の栄養は趣味などで芸術に触れたり、感じたりしながら日頃のストレスを解消する時間をつくることなのですが、ストレスのたまりすぎで、副交感神経優位型になってる場合は、それよりも強烈な環境を求めたり、食べることへ依存していくようです。

本来は、ボーっとできる環境や心地よい環境が心をリフレッシュさせるには一番なようです。

だから、酒を飲んでボーっとしたり、タバコを吸ってボーっとしたりするのです。

酒やタバコでなければ、砂糖の多いお菓子を食べるようになるのです。

ある意味、嗜好品にはまる訳です。

その他にもパチンコに競馬、競輪に競艇とギャンブルにはまるようなこともあるのです。

節度が保てるのであれば問題はないのですが、どっぷりはまって人生にまで影響を及ぼすこともあります。

そんなの人は心がすでに栄養失調になっているのです。

そんな大人たちが子育てをしたら、子どもは不幸です。

そんな環境の中で立派に育ちなさいなんていうのには矛盾が生じてきます。

そんな大人を見ていては、いったい生きていて何が幸せなのかと悩んでしまいます。

今の子どもが勉強していても将来への不安が積もるのはそんな大人を見ているからなのです。

子どもたちは心の栄養不足を何で満たせばいいのでしょう。

テレビですか、ゲームですか、パソコンですか。

1日中没頭できるのであれば、その時だけでも幸せな生き方を選択するのが人間の本能です。

まして、思考力が低下していたり、まだまだ育っていないのであれば、いくら話しても、厄介がられて、逆ギレされるぐらいです。

思春期に親との適切な距離感が出来ていないと、子どもは不安定になります。

話も聞いてもらえず、理解もしてもらえないで悩んでいる子どもが多いのです。

その子たちの心の隙間に上手に入り込めるのが同じ価値観を持った友だちです。

親との距離よりも近くなり、親のいうことも聞かず、友だちを優先して遊ぶようになります。

それが異性であれば、性的な関係にも発展します。

親は心配します。

まず、世間体や面倒臭いことにならなければいいのにというような心配をします。

やめさせようと子どもを叱りますが、親との距離よりも友だちとの距離の方が近く、信頼関係も親子以上のものになっています。

なので、いうことを聞かないのはいうまでもありません。

親は友だちの悪口を言います。

さらに子どもは反抗するようになっていくのです。

親の不適切な関わりのツケが今ごろになって出てきたのです。

それでも子どもを愛しているのなら、今から懸命に関わって、同情し、理解してあげながら、共に一喜一憂するしかないのです。

もう1つあるとすれば、更生できる施設にでもお願いするしかないのです。

つまり、小さい頃からしっかり関わらなければならなかったのです。

そして、その関わりに生き甲斐を持ち、それが幸せであることを子どもと共有できていれば、思春期の問題もそれほどひどくはならないのです。

子どもの性格や癖ぐらい親だったら知っていなければ、健全な関係など続くはずがないのです。

心の栄養学は、家族の中で愛情が満たされているところに原点があり、家族単位で楽しい日々の生活をおくることなのです。

そういった健全な家族間で友だち付き合いが出来ていれば、共同体が守られ、周囲の関わりが心の栄養になり、ストレスがさらなるストレスを生むようなことは少なくなるのです。
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by ikenosai | 2009-03-14 10:46 | 食養生 | Comments(0)

もともとなかった食習慣

 グローバルな時代といいつつ、変わったことといえば、欧米に学んで合理主義社会になってきているということでしょう。

少しでも楽に、たくさんのお金を稼ぐ方法を考え、できるだけ肉体的な労力を使わない方法と少ない人間で、できるだけ多くの利益を稼ぐことが優先されています。

コストを下げる工夫として、中国や東南アジアへ工場を移し、人件費を格段に下げているのです。

この欧米化していく課程には、戦後の敗戦国になってしまったという大きなリスクも影響しているわけです。

そこまで考える人はそんなにはいないでしょう。

それに今の日本とアメリカとの関係上、テレビや新聞などでは絶対に取りあげられないことは歴史をひもとけば明らかになることです。

敗戦国となった日本は、アメリカ主導で解体され、アメリカの指導のもと復興していったのです。

しかし、その裏にはこれまでの日本の素晴らしい文化を徹底して壊さなければならないという考えがあったようです。

太平洋戦争であれだけの強国だったアメリカと3年半も戦った民族なので、敗戦後は徹底して変えられてしまったのです。

アメリカやヨーロッパ諸国をつくった人々は、わざわざ何もしなくても食べ物が得られる地域を脱出して、移り住んで国家をつくりました。

食べ物がなければ、生きるために知恵を絞って色々なことをやりました。

動物を殺して肉を食べ、安定供給を可能にするために家畜へと発展し、大型の牧場をつくったのです。

さらに乳製品を作り、加工して保存のきくチーズやソーセージを作り、穀物も大量生産し、安定供給を可能にしていったのです。

保存している穀物や肉などを調理するためや、寒さをしのぐ工夫として火を使い、そういった経験が頭脳を発達させ、智恵がついていったのです。

国土を増やすことでさらなる安定を求め、次第に周辺地域を征服していったのです。

頭脳の発達に必然性のある出来事だったのです。

何も心配しないで自然のものを食べていた赤道付近の人々とは生活の手段が違うので、北部の人間は、頭脳の発達に伴い、温かい地域までも征服していくのです。

食文化は発展し、加熱して調理をすることで殺菌をし、さらにその技術を磨き、香辛料を発達させ、アジアやアフリカへと征服の範囲が広がっていきます。

アジアやアフリカは単一農業を余儀なくさせられて、香辛料や紅茶、コーヒーなどの嗜好品を北部の人々のために作らされるのです。

これが今では南北問題として取りあげられています。

日本には四季があります。

そのため、1年を大きく4分割し、夏と冬、その間の中間に春秋を置くことで春夏秋冬の四季ができたのです。

本来はその季節に合わせて生きていくのが大前提なのです。

春から秋にかけて、作物が育ち、冬に蓄えて春を待つのです。

しかも、1年中、なにがしかの農作物ができ、周りは海に囲まれていて、きれいな山があり、川があり、豊かな自然とその恵みを受けて生活しています。

弥生時代から2千年かけて、稲作の文化が定着し、豆を使った発酵食品の醤油や味噌なども作られました。

各地域ごとにも工夫された発酵食品が作られました。

添加物など使わない自然の食品の技術が昔からあったのです。

暑さへの工夫が塩の加減であり、塩梅(あんばい)なんて言葉が日常会話に出ていたほど塩の加減が季節毎に違っていたわけです。

しかし、終戦後、この文化を壊す方向へと推し進められるのです。

戦後、日本には食料がありませんでした。

ジェントルマンの国アメリカはたくさんの小麦と脱脂粉乳を送り込んでくれました。

実は余って困っていたので丁度いいということだったようです。

お米を食べると、バカになる。

パンは頭にいいよ。

タンパク質やカルシウムを摂りましょうと牛乳をすすめ、外国の食文化が入ってきたのです。

日本人が本来食べる習慣のなかったものを習慣的に取り始めたのです。

今思えば、そこがGHQ(特に中心だったアメリカ)のねらいだったのだと思います。

そして、50年ほどかけて、日本を標的にした人体実験が始まったのです。

もともとDNAのデータにないものをたくさん取り始めたのです。

経済が発展し、労働とお金が直結していったのです。

専業主婦の仕事に金銭的な価値をつければ、決して良い評価にはつながりません。

そこで、色々な便利が発明されていきました。

洗濯機やテレビが出来、炊飯器が出来て便利になっていきます。

このころから、衣・食・住への意識が薄れ、中でも食事の大切さが失われ、便利な食べ物が普及し、社会的にもそういった類のものが大きく評価され始めました。

食事に時間をかけなくなって、今ではカップラーメンやファーストフードがコンビニなどでも人気商品のようです。

ファミリーレストランにしても、画一化された味の洋食に人気があって、砂糖の多い飲み物が飲み放題のドリンクバーもあり、安価で飲めるのです。

100均などで売られているドリンクやジャンクフードが買い置きになってそれぞれの家庭の常備食のようでは、体が本来欲している、DNAが欲しているようなものはどんどん遠ざかっていくのです。

しかも、人間の胃袋には限りがあります。

なので、先に甘いものやジャンクフードがお腹にはいると、もうそれ以外のものは受け付けないのです。

しかも、健康的なものより味がしかりしているため、次第に食生活が乱れてしまいます。

肉をたくさん食べる習慣に加え、牛乳や大豆などのタンパク質をたくさん摂ることも問題点があげあれます。

得に離乳時期からの習慣で、母乳から粉ミルクや牛乳、タマゴや大豆食品を摂りすぎる習慣が続くと、アレルギーを招くこともあります。

また、白砂糖の摂りすぎは内蔵の機能を低下させたり、血を汚すなど、色々な問題を引き起こすのです。

それに加え肉ばかり食べて野菜やご飯を食べない生活では便秘になったり腸内に悪玉菌が溜まっていき、ますます不健康な体質を招くのです。

大腸がんが多くなったのもうなずけるはずです。
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by ikenosai | 2009-03-13 20:06 | 食養生 | Comments(0)

効率の良い食事と体に必要な食事


 最近は、効率の良い食事といえば、瓶詰めや缶詰などの加工食品が多いです。

しかも、コストを考え、海外からの安いものが多いのも気になります。

日本の車や器械製品が売れる以上は、外国産の農産物は貿易摩擦の緩和のためにも必要なのかもしれません。

便利とはいえ、地場のものでないデメリットはたくさんあげられます。

例えば、農薬の問題。

添加物の問題。

見えないものだけに、どのようにつくられているのかが分からないことは、非常に恐ろしいことです。

しかも、国によって農薬や添加物を使う量がまちまちなので、日本の基準と諸外国のそれぞれの基準にはズレがあるのです。

また、朝起きて家を出るまでの数分間で摂取できるゼリー状の栄養ドリンクを朝食だと言い切っていますが、あんなものは朝食とはいえません。

前日早く寝て、朝ご飯を食べる方がよっぽどいいのです。

最悪の選択肢として、恐る恐るコマーシャルで見せるべきものです。

よく電車内で見かけるブロック状のカロリー豊富なスナック菓子も同様です。

栄養菓子と名付けて欲しいものです。

シリアルにミルクなんていうのも同様です。

砂糖と精白小麦やトウモロコシで作ったスナックなのです。

カロリーくらいは満たされるでしょう。

トータルで何が大切か、ここを学んでいかなければ、その先のことはイメージできないのです。

 最近、ADHD(注意欠陥・多動性障害)らしき子どもをたくさん見ます。

私がこれまで関わった生徒にも、結構います。

その原因について、遺伝的な部分も言われていますが、幼児期の親の暴力、虐待などにより、脳が萎縮し成長を妨げられていることが言われています。

そして、その他の影響として、砂糖の多いドリンクを常飲し、添加物の多いスナック菓子を常食していることが研究の結果でもあげられています。

さらに食事も添加物だらけの手抜きだったら子どもの心身の成長にどんな影響を与えるのかということがなかなかイメージできていない親が多いことも心配です。

親の愛情のこもった食事は何よりです。

そして、その意識が子どもの心の栄養になるのです。
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by ikenosai | 2009-03-05 06:18 | 食養生 | Comments(0)