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いけのさい~子育てと教育の一隅を照らす


「ありがとう!」で終わる人生を目指して、日々のことを振り返り、そして、これからのことを考える。
by ikenosai
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時間を守ることは生活習慣の基本

 時間をどう利用しているかでその人の生き方や性格がみえてくるものです。

時間の概念というものは、持って生まれたものではありません。

なので、どう育てられたかもよく分かります。

人間は生まれた以上間違いなく死を迎えます。

その時間の長さはひとりひとり違います。

不幸なことに親よりも先に死ぬ逆縁もあります。

そう考えると時間には限りがあるのです。

そして、ひとりひとりにとってそれぞれの時間は大切なものなのです。

約束を例にとっても、約束の時間が守れない人が多いようです。

学校が始まる時間に必ず登校できている生徒が何人いるでしょうか。

登校時間が守れている生徒は、概ね下校時間も守れています。

学校に夕方登校し、だらだらとパソコンでインターネットをみたり、ゲームをしたりしていると、帰る時間は意識の中にはありません。

時間を守ることの積み重ねが、実は信用の積み重ねになっていくのです。

学校ができることとは何か、まず、規則正しい生活習慣を社会性と照らし合わせて教えてあげることです。

みんなが規則正しい中で過ごすことの心地よさを共有できることが大切です。

そのためのルールを理解させることはとても重要です。

それが守られていることが前提で、楽しい時間を提供し、各自が楽しく有意義な時間にするという意識付けができるように関わっていくことが日々の目標でもあります。

やりたい放題できる学校は、学校ではありません。

先生たちの指導も全く生かされません。

しかし、その意識が持てないまま登校している生徒はたくさんいます。

なぜ意識が持てないのでしょうか。

それは小さい頃から含めて、最近までの習慣がどうであるかがカギとなっています。

以前から何度も話してきましたが、早寝、早起きがいちばん効果があるのです。

人間の体(本能的な部分)の時間というものは1日25時間と言われています。

本能的に過ごしている認知症の老人を見ていただければ分かります。

しだいに時間がずれていき、真夜中に起きてしまって徘徊してしまうのです。

夜中に動けないように体をベッドに縛りつけていた老人ホームが問題になったことがありましたが、体内時計というのは本来、24時間になっていないそうです。

それでは、いつ24時間に合わせていくのかということになります。

侮ってはいけないのが体の中のしくみです。

休ませる時間と起きている時間では、内蔵の状態やホルモンの分泌などがどう影響しているかなんてあまり意識することはないでしょう。

24時間営業の店があたり前の時代では、誰もそんなことには疑問を持ちません。

そうなってしまった現代では、心地よい朝を迎えることは意識をしなければできないことになってしまったようです。

それを習慣化させてあげられるのが、そばにいる大人のなのです。

親としての子育てを意識的にするのはせいぜい15年から20年です。

現代の長くなった人生からみるとあっという間です。

しかし、それができていないのが現代のようです。

昔は、子育ては日常でした。

食べるために働き、意識した子育ては大きなウエイトを占めていたようです。

家には何もなく、各部屋もなく、一緒に過ごす時間が多かったようです。

今は価値観が多様化され、お金があれば子どもの面倒もみてくれる環境がある時代です。

親だって、自分の人生だから自分の好きなように生きたいという気持が強いです。

しかも、子どもと接する時間が昔より少なくなってきてしまったら、親としての人生目標の中から子育てというものが薄い存在になっていきます。

子どもと過ごす時間が長いほど子育ての良い面での意識は強くなっていきます。

では、なぜ育児ノイローゼになる親がいるのでしょうか。

それは、他人に目を奪われているからなのです。

子育て以外の楽しいものを心のどこかで求めているのです。

育児書どおりにいかない我が子に苛立ち、子育てに負担を感じるようになってしまったら子どもを愛おしく思う気持ちも薄くなっていきます。

そんな環境にいるお母さんであれば、おそらくご主人のフォローはないか、もしくは満たすほどのものではないでしょう。

世間との接点が希薄な時間が続けば、今していることへの不安は拡大していき、何だか自分がみじめに感じるようにもなります。

子どもは鏡です。

親の全てを映す鏡なのです。

不安だったり、嫌だなあと思っていたら、そっくりそれを映すのです。

不幸な親の代は、親が亡くなれば、それで終わりです。

しかし、不幸に育った子どもはその後も生きて、その不幸に育ったように子育てを次の世代に伝達していくのです。

このままでは子孫に恨まれてしまいます。

だから、意識を変えていくことがとても重要になるのです。

子どものころの不幸な時間は学ばない限り連鎖します。

今こそ、その連鎖を改善しようとする意識が大切なのです。

子育ての基本となる大きな柱は、正しいことの習慣化と周囲と上手に依存できるようになることです。

これさえできれば、「類は友をよぶ」という言葉のとおり、友だち関係で大きく悩む心配もなく、社会にでて上手くやっていかれるようになるのです。

悪い親は、あの子は、友だちが悪いからああなんだと、友だちのせいにしています。

それでは、親子の距離の方が離れていきます。

それならどうしたらよいのかということです。

今からできることは、以前にも話しましたが「育て直し」をすることなのです。

全く子育てへの意識がなくなってしまった親には無理かもしれません。

しかし、可能にしていくには意識を持ち、そうなるよう願うことから始めるのです。

それをしないで、子どもが勝手に育つには親を超える素晴らし人材や環境にどっぷりと浸っていくしかありません。

そんなものは、当たるも八卦、はずれるも八卦とでもいうか、しかし、お金はたくさんかかるようです。

子どもを育てられる最高の人材は、やはり親なのです。

では、どう育て直していくかです。

子どもが育つよい環境とは何なのかをしっかり学んでいくことです。

戻せば、妊娠前からになりますが、無理なので、私がよく言う第3の誕生「ものごころ」が付き始めたときからの話にします。

生まれてから子どもは、100%手がかかります。

しかし、それは永久ではないのです。

そこでまず、しっかり欲求とか望んでいることを満たしてあげて欲しいのです。

とにかく、手をかけてあげなければならない時期なのです。

しだいに、僕が・・・、私が・・・と自我がでてきます。

自分でやりたいことがで始めるのです。

そこが第3の誕生です。

赤ちゃんだった子どもが人間になろうと成長を見せ始めるときなのです。

そこから正しいことの習慣づけをしていくのです。

まず、明るくなったら起きること。

おはようの挨拶をすること。

身支度をすること。

朝ご飯をちゃんと食べること。

トイレに行って排泄をすること。

昼ご飯を食べること。

夕ご飯を食べること。

お風呂にはいること。

早く寝ること。

睡眠時間を充分にとること、起きる時間から逆算して睡眠時間を充分確保して寝る時間を決めるのです。

睡眠時間を充分にとることは心を満たすうえでとても重要です。

暗くなったら寝るのはなぜか?明るくなったら起きるのはなぜか?これは人間が動物であるからなのです。

先ほど人間の体内時計は1日25時間と話しましたが、これを24時間にリセットできるのは実は夜寝ているときなのです。

特に、10時から夜中の2時を挟んで充分に睡眠をとることが望ましいのです。

大人はまずできていません。

大人の都合に合わせていたら、子どももできるはずがありません。

それでも、保育園や幼稚園に行かなければならないので、無理に起こされます。

そこで、満たされぬ欲求が積み重なっていくのです。

それを大人は、子どものせいにします。

睡眠不足は、寝ないあんたが悪いのだと。

しかし、子どもが自分から寝ますか?

大人が起きていれば、できるだけ起きていようとするものです。

素直に寝るときはよっぽど眠いときぐらいです。

しかし、これも習慣化によって、早寝早起きができるようになっていくのです。

でも最初のうちからは一朝一夕にはいきません。

だから、添い寝をして、本を読み聞かせたり、おとぎ話を聞かせたりして就寝を促していくのです。

睡眠で満たされた子どもは、朝から元気です。

前日の夕ご飯を早い時間に食べていれば、朝はペコペコのはずです。

そうでなければ、病気です。

朝から栄養補給ができていれば、午前中は快活に過ごせます。

昼もペコペコになり、しっかり栄養補給をします。

しっかり日課をこなせば、夕ご飯もよく食べます。

夕ご飯までにちょっと時間が空くからと、甘いおやつを与えすぎると、たちまち夕ご飯を食べなくなってしまい、今度は夜遅くお腹が空くのです。

もし、そこで何かを食べれば、臓器は休まらず、いくら寝ても体が疲れた感じになり、朝ご飯を受け付けぬほどの不快な朝を迎えるのです。

朝から体調不良なのはネガティブな心の最大の要因になります。

ネガティブな心は不安などから余計な心配をし、行動を抑制するようになっていきます。

ネガティブに動くことで不安を感じるようになり、それを予防するため、行動を起こさなくなっていくのです。

不登校やひきこもりはそういったネガティブな朝が影響しています。

また、ネガティブな朝がまだ夢の中の世界であったら、それは完全に昼夜逆転状態です。

24時間時計にいつリセットするのか、それが親子で取り組むべき課題でもあります。

快活な子どもはその時間はとっくに起きています。

規則正しい時間の過ごし方が重要なのです。

そして、その方法は、親と過ごし、親の関わりの中から体が覚え、体にしみこませていくしかないのです。

お金をかけるのではなく、手入れをすることなのです。

その手入れをする作業も20年もしないうちに終わっていくのです。

正しい時間の過ごし方、楽しい親子のふれあいの中から自立した大人に育っていくのです。

小さな約束をこなしていくこと、正しい習慣を身につけること、親子の信頼関係はその積み重ねによって確実なものになっていくのです。

親が向き合おうとしない限り、子どもからは向き合うことができず、親が変わろうとしない限り、子どもが変わることはとてもとても難しいことなのです。

 まず、親としてできること、正しい生活習慣の中で一緒に過ごすこと。

それを守りながら、子どもとの約束をひとつひとつ守り、そして、子どもの欲求をひとつひとつ満たしてあげることなのです。

by ikenosai | 2008-12-26 20:58 | 親の通信簿 | Comments(0)
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