いけのさい~子育てと教育の一隅を照らす


「ありがとう!」で終わる人生を目指して、日々のことを振り返り、そして、これからのことを考える。
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食べることは“命”をつなぐ大切なこと!

身体の病・心の病は関わった環境と食べたものによる収支報告!

大人の歯は全部で32本あり、うち尖った犬歯が4本ありますから、32分の4つまり、8分の1の範囲内であれば動物性の食品を摂っても大丈夫だと考えられています。

そして、穀物は8分の5、野菜においては8分の2となります。

動物性の肉や牛乳などの乳製品その他、魚貝類なども含めて8分の1が歯の由来による理想的な食事バランスだと言われています。

人間が安定した心を維持するためには、食事の安定供給が重要だと考えられます。

農業だって、収穫時期に約1年分の食料が確保できることで精神的なゆとりが出てきます。

その安定の1コマが毎回の食事なのです。


 今の若者の食事は全く逆転しているようで、肉などの動物性のものが大半で主食のご飯が少しだと、次の食事までもたず、イライラしたり、興奮したり、心が乱れるものです。

しかも、次の食事もままならなければ、不安定にもなっていきます。

それに加えもっと恐いのが、ちょっとした空腹時に、砂糖の多い食品を摂ってしまうことなのです。

カロリー計算だけの食事は何の意味もありません。

白砂糖の多い食品が今、子ども達を蝕んでいます。


健康と“予防”

 いつまでも健康でいたいものです。

健康に何が必要かと考えていきますと、やはり日頃の予防が大切になるようです。

食べ物には大きく分けて、酸性のもの、アルカリ性のものがあり、更に詳しく調べていくと陰と陽に分かれるそうです。

今では、そのバランスに基づいた食事の学問があるくらいです。

アメリカの歌手“マドンナ”の食事作りをしている方はこの学問を極めた日本人だそうです。

陰・陽のバランスや酸性・アルカリ性を中和させた食事が健康に大きく影響しているようです。

 今の日本経済は、身体に影響を及ぼす心配のある食品やそれに使われる添加物を生産したり、使ったりすることで成り立っている企業が少なくありません。

全ての人たちが今の社会で生きていくためには簡単に否定することはできません。

しかし、それぞれが学んで選択する力を養っていくことは、今後のそれぞれの子々孫々に健康な生き方を残していくための課題になっていくでしょう。

自然の力を上手に生かす方法にヒントがあり、旬の物にはその季節を生きぬく秘密があります。

また、季節外れの食べもので身体を冷やす習慣がつくとガンやその他の生活習慣病等へも影響していきます。


 酸性過多が引き起こすもの

酸性の強い食べ物には、白砂糖・精白小麦・卵黄を使ったケーキなどのお菓子、刺身や焼き鳥に日本酒。

焼肉にビール。

その後のラーメンやそばなど中和を考えない偏った食事は酸性体質になり、血液を汚します。

通風やリウマチの悪化はこういった偏食と過食が大きく影響しているようです。

また、酸性体質はガン細胞が増殖していく上でとても好条件なようです。

血を汚す環境には、すでに肝臓や腎臓への負担が大きくなっていて、その他の病気にも発展していきます。

まず、腹八分目が大切なこと、これは低体温にならないための秘訣です。

食べ方も、焼き魚にショウガ・すき焼きにコンニャク・干しぶどうの入ったパン・ご飯に梅干し・豚はショウガ焼きなどにし、動物性のものに野菜を付け合わせるなどして工夫したバリエーションを楽しみながら美味しくいただくことが大切なようです。

粗食が中心になっていきますと、たまに外食していただく焼き肉や洋食などがとても有り難く嬉しいものです。

家でも外でも、ご馳走ばかり食べていたら、内臓は休まる暇がありません。


 低体温の子ども達 冷え性の大人達

幼稚園や保育園などでは、体温が37度代中盤位から登園できないなんてことが多いようです。

もともと子どもは体温が高いことが抵抗力につながっています。

しかし、最近では、季節外れの果物や清涼飲料水、アイスクリームなど口当たりの良いものばかり食べていて、主食のご飯の量が減っています。

基礎体力がつかない食生活で、しかも、低体温は病原菌に対して抵抗力がありません。

そのため、病弱な体になって、少し食べ過ぎたときや、睡眠不足などで身体が休まらないときに熱を出して寝込むことが多いようです。

大人も同様の生活をしていけば、冷え性などの影響で、生理痛や腰痛を引き起こしてしまいます。

冬の過ごし方、夏の過ごし方と工夫が必要になりますが、足下を冷やさないこと、冷たいものを摂りすぎないことは1年を通してとても大切なことのようです。

また、喘息やアレルギー性の疾患には白砂糖を極力減らすだけでも改善することが整体などでも紹介されています。

適度な運動や笑うこと、歌うことは血行を促進し、体を温めます。

呼吸の浅い人には特にお薦めです。そして、深呼吸もしましょう。


長寿の木“屋久杉”に学ぶ

 杉の樹齢は長くて500年程度ですが、栄養の少ない花崗岩の屋久島では寿命が長くなり樹齢2,000年以上にもなる木があります。

現代人の食事は栄養過多で、半分以上は医者のために食べているという専門家もいます。

食事内容を3世代ほど前に戻すことや腹八分目は今後の課題になるでしょう。
テニスで復活を遂げたクルム伊達公子さんは食事の改善で玄米食に切り替えたそうです。

80才、90才の元気な長老は粗食が長生きの秘訣になっているようです。


 四里四方に病なし~旬のものにこそ生きぬく力がある~

地場の植物はその土地の季節を生きぬく力を持っています。

例えば寒い冬の野菜は、少しでも暖かな土の中や土の側でしっかり生命をつないでいますし、暑い夏の野菜は日に向かって葉をひろげ、暑さに耐えられる強さがあります。

季節に合っていない植物は自然の中では育ちにくいということです。

夏のキュウリやトマトは暑さに耐えられる秘密があり、人間はそれを食べることで、身体を冷やし暑さをしのぐのです。

冬は寒さに耐えられる植物が寒さをしのいでくれているのです。

もし、季節を逆にして食べたら、体調に影響することは想像できるでしょう。

今、日本は畑を中国やアメリカなどの諸外国に依存しています。

地場のものはどんどん作られなくなっていますし、もし、見えないところでたくさんの農薬が使われていたら国内自給率の問題に加え、農薬被害がどうなのかという問題もでてきます。

今すぐには分かりません。

何代か先に答えがでるのです。

子ども達の未来の環境整備をしていくのは、今の大人達の大切な役割なのです。

その入口が食育なのです。


 調理できる力と工夫こそ本当に生きる力となる

ビワの葉やタンポポの根っこの効用はあまり知られていません。

風邪などで喉が痛いときダイコンやショウガを下ろして飲んだり、また、お腹を下したときなどには、ニンジンをつぶしたスープが良いそうです。

野菜が持つ自然の力を今では誰も教えてくれません。

また、八百屋さんが旬の野菜の調理法をアドバイスしていた風景も、今のスーパーでは希薄なのかほとんど見ません。

昔、天皇の料理番をされていた秋山徳蔵さんは、それぞれの食材の調理法や適切な保存法を本で紹介されています。

その本には、鍋にお湯をはっただけの調理法やレンジで温めるだけの調理法はありません。

生きるために命をつなぐ大切なことは本当は手間をかけて作るもののようです。

5百円玉を持たせばお昼は何とかなるでしょう。

しかし、命をつなぐ大切な意識はどんどん遠のいていっていることが何よりも心配です。


 食育は“自己管理”の源

食べることでは、自分がどれだけ食べればよいのか、あるいは食べられるのかという自分を管理できる力も重要です。

レストラン等でのバイキングで食べ残しの皿が多いのも、食育の問題として考えていく必要があるようです。

戦国時代の小田原城主北条氏康が息子氏政がご飯に汁を注ぎ足しているのを見て、自分の食べる量も解らないようでは、人の気持ちなど解るはずがないと失望したそうです。

案の定、息子は秀吉に滅ぼされ切腹します。

名家である北条家には存続の話もあったはずです。

しかし、何度会議を開いても北条家は何の決断もできないのです。

これが世にいう“小田原評定”です。

今でこそ平和ボケした世の中ですが、昔はご飯を食べることでさえ命に関わる重要なことだと名将たちは捉えていたようです。


 まごわやさしい ~日本食は素晴らしい ~

⇒まめ=豆類・豆腐・味噌・納豆:たんぱく質とマグネシウムが豊富 
⇒ごま=ゴマ、ナッツ類:老化の原因となる活性酸素を防ぐ抗酸化栄養素
⇒わかめ=ワカメ 昆布などの海藻類:カルシウムなどのミネラルが豊富
⇒やさい=野菜:ベータカロチンやビタミンCが豊富
⇒さかな=魚類:不飽和脂肪酸のオメガ3が豊富なたんぱく質
⇒椎茸=キノコ茸類:ビタミンDが豊富
⇒いも類=じゃがいも・さつまいも:腸内環境を整える食物繊維が豊富





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by ikenosai | 2008-11-05 16:22 | 食養生 | Comments(0)
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